「enひかりって安すぎて逆に怪しくない?」と感じている方は少なくないかもしれません。
結論から言うと、enひかりは「安かろう悪かろう」ではなく、広告費を削って料金に還元しているだけです。回線はフレッツ光と同じものを使っているため、品質が劣ることはありません。
この記事では安さの理由からデメリットまで正直にお伝えします。
結局どれが安い? 主要10社を料金順に比較しました

enひかりの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | 株式会社縁人 |
| 回線種別 | 光コラボ(NTTフレッツ光回線) |
| 最大速度 | 1Gbps |
| 月額料金(戸建て) | 4,620円 |
| 月額料金(マンション) | 3,520円 |
| 工事費 | 2,200円~16,500円 |
| 契約期間 | なし(いつ解約しても違約金0円) |
| セット割 | UQモバイル・ahamo・povo利用者向け割引あり |
| 提供エリア | 全国(NTTフレッツ光提供エリア) |


enひかりの評価されやすい点4選(編集部の整理)
1. 月額料金が光コラボ最安クラス|しかもずっと同じ料金
enひかりの最大の魅力は、とにかく月額料金の安さです。戸建て4,620円、マンション3,520円は光コラボの中でもトップクラスの安さです。
回線はフレッツ光と同じものを使っているため、料金が安いからといって品質が劣るわけではありません。
しかもこの料金はキャンペーン価格ではなく通常料金です。他社にありがちな「最初の2年だけ安い」というパターンがないため、長期利用する人ほどお得感が大きくなります。
2. 契約期間の縛りなし・違約金なし
enひかりは契約期間の縛りが一切ありません。いつ解約しても違約金0円です。転勤や引っ越しの予定がある方にとって、「縛りなし」は大きな安心材料です。合わなかった場合も違約金を気にせず乗り換えを検討できます。
3. v6プラス対応で速度も問題なし
安いからといって速度が遅いわけではありません。enひかりはv6プラスやtransix(DS-Lite)などのIPv6 IPoE接続に対応しています(月額198円のオプション)。
IPv6 IPoE接続を利用すると、混雑しやすい夜間でも速度が安定しやすくなります。みんなのネット回線速度でも、enひかりの実測値は光コラボの平均的な水準を維持しています。
ひとつ注意したいのが、v6プラスを使うにはルーター側の対応も必要になる点です。手持ちのルーターが対応していない場合は、対応モデルを用意しておきましょう。


4. 格安SIMユーザーに嬉しい独自セット割
enひかりは大手キャリアのセット割はありませんが、代わりにUQモバイル・ahamo・povo利用者向けの「勝手に割り」という独自の割引があります。月額110円引きと割引額は小さいものの、格安SIMユーザーにとっては嬉しいポイントです。大手キャリアのセット割が使えないahamoなどのユーザーでも、割引を受けられるのが特徴です。
enひかりの気になりやすい点3選(編集部の整理)
1. 工事費の実質無料キャンペーンがない
多くの光回線が「工事費実質無料」のキャンペーンを実施している中、enひかりは工事費がそのまま発生します。新規で光回線を引く場合、最大16,500円の工事費は初期費用としてやや負担になります。
ただし、フレッツ光からの転用なら工事費不要のため、転用の方にはこのデメリットは関係ありません。
同じく縛りなしで、転用・事業者変更の工事費が0円になる光コラボとしてはGMOとくとくBB光もあります。プロバイダー料込みで戸建て5,390円・マンション4,290円(税込)と、月額そのものはenひかりより高めですが、v6の追加オプション料がかからない点を含めて比べると差は見た目ほど大きくありません。契約期間の縛りがなく解約違約金も0円なので、こちらも「合わなければ動ける」タイプです(支払いはクレジットカードのみ)。



2. キャッシュバックや特典が少ない
enひかりは月額料金を安くすることに全振りしているため、高額キャッシュバックや豊富な特典はありません。ただし、長期的に見ればキャッシュバックのある高い回線よりもトータルコストが安くなるケースが多いです。
3. 知名度が低くて口コミが少ない
ドコモ光やソフトバンク光と比べると知名度はまだまだ低いです。口コミの数自体が少ないため不安に感じるかもしれません。ただし、価格.comのプロバイダ比較(kakaku.com)などでは少しずつ口コミも増えてきており、総じて評価は良好です。
新規で光回線を引く場合、enひかりは工事費がかかります(最大16,500円)。フレッツ光からの転用や他社光コラボからの事業者変更であれば工事費は不要です。
enひかりが安い理由|裏はないのか?
「こんなに安いのは何か裏があるのでは」と不安になる方もいるかもしれません。結論から言うと、裏はありません。
enひかりが安い理由はシンプルで、広告宣伝費をほとんどかけていないからです。大手の光回線は代理店への報酬やテレビCM、大規模なキャッシュバックに莫大な費用をかけていますが、enひかりはそうしたコストを削減して月額料金に還元しています。
回線自体はNTTのフレッツ光と同じものを使っているため、品質面で劣ることはありません。総務省の電気通信事業ガイドライン(www.soumu.go.jp)に基づいた正規のサービスです。


enひかりはどんな人に向いている?
向いている人
- とにかく月額料金を安くしたい人
- 契約期間の縛りが苦手な人・引っ越しが多い人
- 格安SIM(UQモバイル・ahamo・povo)ユーザー
- キャッシュバックより毎月の安さを重視する人
- フレッツ光からの転用を考えている人
向いていない人
- 高額キャッシュバックで初期費用を抑えたい人
- 大手キャリアのスマホセット割を重視する人
- 知名度や安心感を最優先する人
「大手キャリアのスマホセット割を重視する人」に当てはまるなら、月額単体の安さより割引後の総額で比べたほうが現実的です。ソフトバンクやワイモバイルを使っているなら、「おうち割 光セット」が使えるソフトバンク光が候補になります。月額は戸建て5,720円・マンション4,180円(税込)で、他社の解約違約金を最大10万円まで負担する「あんしん乗り換えキャンペーン」も用意されています。なお2026年12月1日から一律330円の改定が予定されています。



ドコモのスマホを使っている場合は、同じ考え方でドコモ光が比較対象になります。月額は戸建て5,720円とenひかりより高いものの、スマホセット割は家族の回線数ぶん積み上がるため、世帯の総額で見ると差が縮まることがあります。プロバイダをGMOとくとくBBにすればv6プラスにも対応します。
キャッシュバック込みの「実質料金」で比較する場合は他社が安く見えることもありますが、キャッシュバックの受け取り忘れリスクを考えると、最初から安いenひかりのほうがお得になりやすいになるケースが多いです。
まとめ:enひかりは「毎月の安さ」を最優先する人のベスト回線
enひかりは、派手さはないものの堅実にコスパが良い光回線です。業界最安クラスの月額料金、縛りなし・違約金なし、v6プラス対応と、必要なものはしっかり揃っています。
デスクトップPCやゲーム機を使うなら、有線でつないでおくと速度も安定します。
「余計なコストを削って安くしている」のがenひかりの本質です。特に長期利用する方や格安SIMユーザーにはおすすめです。他の縛りなし光回線と比較したい方は以下の記事もチェックしてみてください。



まずはenひかり公式サイトでエリア確認と最新料金をチェックしてみてください。
実際の価格やレビューは各ショップで確認できます。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。



