テレワーク(リモートワーク)が当たり前になった現在、「わざわざ光回線を引くのは大変だし、ポケットWiFiで仕事できないか」と考えている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、業務内容によってはポケットWiFiでも十分テレワークは可能です。ただし、向いている業務と向いていない業務がはっきり分かれるため、自分の仕事内容に合っているか確認してから契約することが重要です。
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テレワークに必要な通信速度の目安
| 業務内容 | 必要な下り速度 | 必要な上り速度 | ポケットWiFiで対応可能? |
|---|---|---|---|
| メール・チャット(Slack等) | 1〜5Mbps | 1Mbps | ◎ 余裕 |
| Web閲覧・調べ物 | 5〜10Mbps | 1Mbps | ◎ 余裕 |
| クラウドサービス(Google Workspace等) | 5〜10Mbps | 3〜5Mbps | ○ 問題なし |
| Zoom(ビデオ通話・1対1) | 3〜5Mbps | 3〜5Mbps | ○ 問題なし |
| Zoom(グループ通話・画面共有) | 5〜15Mbps | 5〜10Mbps | △ やや不安定になることも |
| 大容量ファイルの送受信 | 20Mbps以上 | 10Mbps以上 | △ 時間がかかる |
| VPN接続 | 10〜20Mbps | 5〜10Mbps | △ 速度低下に注意 |
| 動画編集・大容量データ処理 | 50Mbps以上 | 20Mbps以上 | × 厳しい |
記事執筆時点のポケットWiFi(WiMAX 5Gやクラウド SIM系)は、実測値で下り30〜80Mbps、上り5〜15Mbps程度出ることが多いです。メール、チャット、通常のWeb会議程度なら十分使えるスペックです。

ポケットWiFiでテレワークするメリット
工事不要ですぐに使える
光回線だと開通まで2週間〜1ヶ月かかることもありますが、ポケットWiFiなら申し込みから最短翌日に届いて使い始められます。急にテレワークが始まった場合でもすぐ対応できるのは大きな利点です。
外でも使える
カフェやコワーキングスペースでも仕事したい方には、ポケットWiFiの持ち運びできる利点が活きます。出張先やワーケーションでも同じ回線が使えるのは便利です。
引越しが楽
ポケットWiFiなら引っ越しの際に持っていくだけで済みます。光回線の開通工事を手配する手間がかかりません。転勤が多い方にとっては、これだけでも選ぶ理由になります。
月額料金が比較的安い
ポケットWiFiは月額3,000〜4,500円くらいが相場です。光回線(マンションタイプで4,000〜5,000円)と同等か、少し安い程度で済みます。
ポケットWiFiでテレワークするデメリット・注意点
速度が不安定になることがある
ポケットWiFiはモバイル回線を使っているため、時間帯・場所・天候によって速度が変動します。大事なプレゼンや商談をZoomで行う場合は少し不安が残ります。光回線のような安定感はありません。
上り速度が遅い
テレワークで意外と重要なのが上り速度(アップロード速度)です。Zoom会議で自分の映像を送ったり、ファイルをクラウドにアップロードしたりするのに必要ですが、ポケットWiFiは上り速度が5〜15Mbps程度で、光回線(上り100Mbps以上)と比べるとかなり遅いです。
画面共有しながらのグループ通話だと、映像がカクつくことがあるため注意してください。

データ容量の問題
WiMAX系は実質無制限ですが、クラウドSIM系のポケットWiFiだと月間100GBなどのデータ上限がある場合があります。テレワークでZoom会議を1日3時間、月20日行うと、それだけで月60GB以上消費します。
テレワーク用なら、データ容量無制限のサービスを選ぶのが鉄則です。月間データ上限のあるプランだと、月の途中で制限がかかる恐れがあります。
VPN接続との相性
会社のセキュリティポリシーでVPN(仮想プライベートネットワーク)の使用が必須の場合、ポケットWiFi経由だと速度がさらに低下することがあります。VPN接続はデータを暗号化する処理が入るため、元の回線速度に余裕がないと厳しいです。
テレワーク向けポケットWiFiの選び方
データ容量は無制限を選ぶ
テレワーク用ならデータ容量無制限は必須です。WiMAX系(GMOとくとくBB WiMAX、カシモWiMAXなど)がおすすめです。
5G対応モデルを選ぶ
5Gエリア内ならより高速な通信が可能です。WiMAXの最新端末なら、5G接続時に下り最大3.9Gbps(理論値)に対応しています。
お試し期間があるサービスを選ぶ
自宅や職場できちんと速度が出るかは、実際に使ってみないとわかりません。お試し期間や初期契約解除制度(8日以内のキャンセル)があるサービスを選ぶと安心です。

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テレワークにはポケットWiFiよりホームルーターの方がいい?
自宅でのテレワークがメインなら、実はポケットWiFiよりもホームルーター(home 5GやWiMAXのホームルータータイプ)の方がおすすめです。理由は以下の通りです。
- アンテナが大きいため電波の受信感度が高い
- 同時接続台数が多い
- バッテリーを気にしなくてよい
- 放熱性が高く、長時間稼働でも安定する
「外でも使いたい」という要望がないなら、ホームルーターの方がテレワークには向いています。
まとめ
ポケットWiFiでテレワークは「できるが、業務内容による」というのが正直な結論です。
- メールやチャット、軽めのWeb会議がメイン → ポケットWiFiで十分
- 大容量ファイルのやり取りやVPN接続が必要 → 光回線やホームルーターが安心
- 外出先でも使いたい → ポケットWiFi
- 自宅メイン → ホームルーター
- 安定性最重視 → 光回線
自分の働き方に合った回線を選んでください。
参考リンク:
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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