光回線を導入したはいいものの、ONUやルーターから伸びるケーブルが部屋の中でごちゃごちゃ……。見た目が気になって困っている人は意外と多いはずだ。
この記事では、光回線周りの配線をきれいに隠すおすすめの方法を紹介する。手軽にできるDIYから本格的な対策まで、予算や手間に合わせて選べるように解説するので、ぜひ参考にしてほしい。

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光回線の配線が目立つ主な原因
光回線まわりには、意外と多くのケーブルが集まっている。配線が目立つ原因を整理しておこう。
- 光ファイバーケーブル:壁の光コンセントからONUまでの接続線
- LANケーブル:ONUからルーター、またはルーターからPCへの有線接続
- 電源ケーブル:ONU・ルーターそれぞれの電源アダプター
- 電話線:ひかり電話を利用している場合のモジュラーケーブル
これらが床を這い回ったり、壁に沿って露出していたりすると、部屋全体がゴチャゴチャした印象になってしまう。
配線を隠すおすすめの方法5選
方法1:配線モール(ケーブルカバー)を使う
最も手軽で効果的な方法が配線モール(ケーブルカバー)の活用だ。ベースとカバーがセットになった樹脂製のパーツで、壁や床に沿ってケーブルを収納できる。
両面テープで貼り付けるタイプなら、壁に穴を開けることなく設置できるため、賃貸住宅でも使いやすい。壁紙に近い色(白・アイボリーなど)を選べば、目立たずに配線を隠せる。
方法2:ケーブルボックスに機器ごと収納する
ONU・ルーター・電源タップをまとめてケーブルボックスに収納する方法も効果的だ。ボックスの中にすべてまとめることで、配線が外から見えなくなる。
通気性を確保できるデザインのものを選べば、機器の発熱対策も問題ない。木目調やホワイトなど、インテリアに馴染むデザインの製品が多く販売されている。
ケーブルボックスに収納する際は、機器の放熱に注意が必要だ。完全に密閉せず、通気口があるタイプを選ぶか、蓋を少し開けて使おう。熱がこもるとONUやルーターの故障・速度低下の原因になる。
方法3:フラットLANケーブルに交換する
通常の丸型LANケーブルは太くて目立ちやすい。これをフラットタイプのLANケーブルに交換するだけで、見た目がかなりすっきりする。
フラットLANケーブルは厚さ1〜2mm程度で、カーペットの下に敷いたり、壁に沿わせたりしても段差が気にならない。配線モールとの併用もしやすく、コストも数百円からと手頃だ。
方法4:壁掛け収納を活用する
ルーターやONUを壁に掛けて設置すれば、床のスペースを有効活用しながら配線もまとまりやすくなる。壁掛け用のブラケットやフックを使えば、壁面にすっきりと固定できる。
高い位置に設置すると、WiFiの電波が広がりやすくなるメリットもある。
方法5:家具の裏にまとめて隠す
テレビボードやデスクの裏側にONU・ルーターを配置し、ケーブルを家具の背面に沿わせて隠す方法もシンプルで効果的だ。コードクリップやマジックテープのケーブルタイを使うと、よりきれいにまとまる。

配線を隠すときに気をつけたいポイント
光ファイバーケーブルは曲げすぎ注意
光ファイバーケーブルは急角度に曲げると断線・通信不良の原因になる。一般的に、曲げ半径は3cm以上を確保するのが推奨されている。無理に折り曲げて壁の角を曲がらせたり、家具の下敷きにしたりしないように注意しよう。
ケーブルの束ね方
余ったケーブルをきつく束ねるのは避けたい。特に電源ケーブルを小さく巻き取ると、発熱の原因になることがある。余長はゆるやかなループ状にまとめるのがベストだ。
通気性の確保
ONUやルーターは常時通電している機器なので、周囲に適度な空間を確保し、熱がこもらないようにしよう。密閉された収納スペースに押し込むと、熱暴走で通信速度が低下したり、機器の寿命が縮んだりする。
配線を隠す際のチェックリスト
- 光ファイバーケーブルを急角度に曲げていないか
- ケーブルをきつく束ねていないか
- 機器周辺の通気性は確保できているか
- ケーブルが家具や人の動線に干渉していないか
- 防災上の問題はないか(ケーブルに足を引っかける位置になっていないか)
配線を隠すのにおすすめの便利グッズ
コードチューブ(スパイラルチューブ)
複数のケーブルをまとめて1本のように見せるスパイラル状のチューブ。巻きつけるだけで使え、ケーブルの追加・取り外しも簡単だ。透明タイプや白色タイプがあり、価格は数百円程度とリーズナブル。
コードクリップ・ケーブルクランプ
壁面や家具の側面にケーブルを固定するための小さなクリップ。両面テープ式のものを選べば、賃貸でも壁を傷つけずに使える。ケーブルがだらんと垂れ下がるのを防止でき、見た目がぐっとすっきりする。
ケーブルトレー(デスク下設置型)
デスクの天板裏にネジや両面テープで取り付けるメッシュトレー。電源タップやケーブルの余長をトレーの中にまとめて収納できるため、デスク周りが劇的にきれいになる。テレワークで自宅のデスクを使っている方に特におすすめだ。
マジックテープ式ケーブルタイ
結束バンド(インシュロック)と違い、何度でも着脱可能なマジックテープ式のケーブルタイは非常に便利。ケーブルの追加やレイアウト変更のたびに切って捨てる必要がなく、経済的で環境にも優しい。
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賃貸住宅で配線を隠すコツ
賃貸住宅では壁に穴を開けたりビスを打ったりするのが難しい。そこで、以下の方法を活用しよう。
- 両面テープ式の配線モール:壁紙を傷つけにくい製品を選ぶ
- はがせる粘着フック:壁掛け収納に便利で、退去時にきれいに剥がせる
- 突っ張り棒:棚板と組み合わせて、壁を傷つけずに機器置き場を作れる
- マスキングテープの下貼り:壁に直接テープを貼る前にマスキングテープを下地にすると、剥がし跡が残りにくい

よくある質問(Q&A)
Q. 配線を隠すグッズはどこで買える?
配線モールやケーブルボックスは、家電量販店・ホームセンター・100円ショップのほか、Amazon・楽天市場などの通販サイトでも購入できる。100円ショップでもケーブルクリップやコードチューブが手に入るので、コストを抑えたい方におすすめだ。
Q. WiFiの電波に影響はない?
金属製のボックスにルーターを入れると電波が遮断される可能性がある。プラスチック製や木製のケーブルボックスなら、電波への影響は気にしなくて大丈夫だ。
Q. 光ファイバーケーブルをモールに収納しても問題ない?
問題ない。ただし、前述のとおり光ファイバーケーブルは急角度に曲げないように注意しよう。モールの角でケーブルが直角に曲がらないよう、コーナーパーツを使って緩やかに曲げるのがポイントだ。
配線整理のビフォーアフター|効果はどれくらい?
配線を隠す前と後では、部屋の印象が驚くほど変わる。特に効果を感じやすいのは以下のようなケースだ。
- リビングのテレビ周り:テレビ・レコーダー・ルーター・ONUのケーブルが集中するエリア。ケーブルボックスとモールの組み合わせで、見違えるほどすっきりする
- デスク周り:PCのLANケーブル・電源ケーブル・充電器のケーブルをトレーにまとめるだけで、足元が広くなり掃除もしやすくなる
- 廊下や部屋間の配線:ONUのある部屋からWiFiルーターのある部屋までLANケーブルを通している場合、巾木に沿った配線モールで目立たなくできる
配線整理は見た目だけでなく、ホコリの蓄積防止やペットのいたずら防止、つまづき事故の予防にも効果的だ。衛生面や安全面でもメリットが大きい。
まとめ|ちょっとした工夫で配線はきれいに隠せる
光回線まわりのごちゃごちゃした配線は、配線モール・ケーブルボックス・フラットLANケーブルなどのアイテムを使えば、手軽にすっきりと隠せる。費用も数百円〜数千円程度で済むので、コストパフォーマンスも高い。
ただし、光ファイバーケーブルの取り扱いや機器の放熱には注意が必要だ。急な折り曲げと密閉収納だけは避けて、安全にきれいな配線環境を実現しよう。
配線整理は一度やってしまえば長期間効果が続く。週末のちょっとした時間でできる作業なので、気になっている方はぜひ今週末にでもチャレンジしてみてほしい。きっと「もっと早くやればよかった」と感じるはずだ。
参考リンク:エレコム ケーブルモール・ケーブルカバー|サンワダイレクト 配線モール|マイベスト ケーブルカバー・ケーブルモール
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