光回線はどこで契約するかによってキャンペーンの内容が大きく異なります。同じ回線でも申し込み窓口が違うだけでキャッシュバック額が数万円変わることもあります。
この記事では、記事執筆時点で実施中の光回線キャンペーンを主要回線ごとにまとめて比較しました。どこから申し込むのが一番お得なのか、チェックしてみてください。
結局どれが安い? 主要10社を料金順に比較しました

光回線キャンペーンの種類
まず、光回線のキャンペーンには主に以下の種類があります。
1. キャッシュバック
契約後に現金やポイントがもらえるキャンペーンです。金額は5,000円〜80,000円くらいまで幅広く、受け取り時期や条件は窓口によって異なります。
2. 工事費無料(実質無料)
開通工事費が無料になるキャンペーンです。「完全無料」と「実質無料(月額割引で相殺)」の2種類があるため、途中解約時の扱いは確認しておきましょう。
「完全無料」ならいつ解約しても工事費はかかりませんが、「実質無料」は途中解約すると残債が発生します。この違いは要チェックです。
3. 月額割引
最初の数ヶ月間、月額料金が割引されるキャンペーンです。特に最初の1年間は大幅割引になる回線も多いです。
4. 違約金負担
他社からの乗り換え時に発生する違約金を負担してくれるキャンペーンです。今の回線の違約金がネックで乗り換えられない方にとって、非常にありがたいサービスです。
5. WiFiルーター無料レンタル
IPv6対応のWiFiルーターを無料でレンタルしてくれるキャンペーンです。自分で購入しなくて済むため初期費用を抑えられます。
裏を返すと、このキャンペーンが無い窓口を選ぶ場合はルーター代が別途かかります。市販のWiFi6対応モデルの相場も見たうえで比較すると、キャンペーンの価値が判断しやすくなります。


主要光回線のキャンペーン比較
ドコモ光
- キャッシュバック:最大80,000円(GMOとくとくBB経由・オプションなし)
- 工事費:完全無料
- WiFiルーター:無料レンタルあり
- dポイント:2,000pt進呈
- 受け取り時期:最短5ヶ月目
ドコモユーザーならセット割で家族全員のスマホ代が毎月最大1,100円割引です。キャッシュバックも手厚く、工事費が「完全」無料なのがポイントです。途中解約しても工事費の残債が発生しません。



auひかり
- キャッシュバック:最大94,000円(GMOとくとくBB経由)
- 工事費:実質無料
- 他社違約金負担:最大30,000円
- 受け取り時期:11ヶ月後・23ヶ月後の2回
キャッシュバック額は業界トップクラスです。さらに他社からの乗り換えなら違約金負担もあるため、トータルのお得度はかなり高いです。ただしエリアが限定的なのと、工事費が「実質」無料な点は注意してください。
回線自体はKDDIの独自設備で、フレッツ光系の混雑と無縁なのが強みです。平均Ping約15ms・実測約480Mbpsという水準で、月額は戸建て5,610円(税込)〜。auのスマホがあればauスマートバリューも使えます。関西・中部の戸建ては提供エリア外のため、キャッシュバックの条件を調べる前にエリア確認から始めるのが確実です。
ソフトバンク光
- キャッシュバック:最大40,000円(代理店経由)
- 工事費:実質無料(乗り換え時)
- 他社違約金負担:最大100,000円
- 受け取り時期:最短2ヶ月後
他社違約金負担が最大10万円と業界最高水準です。今の回線の違約金が高くて乗り換えをためらっている方には有力な選択肢です。ソフトバンク・ワイモバイルユーザーならスマホセット割も使えます。


月額は戸建て5,720円・マンション4,180円(税込)で、おうち割 光セットにも対応しています。なお2026年12月1日から一律330円の改定が入り、戸建て6,050円・マンション4,510円になる予定です。違約金負担を使って乗り換えるつもりなら、改定前に動いたほうが月々の負担は軽く済みます。



NURO光
- キャッシュバック:10ギガ65,000円/2.5ギガ40,000円(公式特設ページ・2026年10月時点)
- 工事費:実質無料
- 無料体験:最大3か月(月額基本料金・事務手数料が無料)
- 受け取り時期:11ヶ月後・17ヶ月後の2回
キャッシュバックか月額割引のどちらかを選べるパターンが多いです。初年度980円キャンペーンは月額の安さが魅力的ですが、トータルで比較するとキャッシュバックのほうがお得になるケースもあります。



GMOとくとくBB光
- キャッシュバック:最大30,000円(他社違約金負担で最大60,000円)
- 工事費:実質無料
- WiFiルーター:無料レンタル
- 受け取り時期:開通から11ヶ月後
縛りなし+高額キャッシュバックの組み合わせが魅力です。ただしキャッシュバックの受け取りが11ヶ月後のため、忘れないようにリマインダー設定は必須です。
月額はプロバイダー料金込みで戸建て5,390円・マンション4,290円(税込)。契約期間の縛りがなく解約違約金も0円なので、「キャッシュバックを受け取ってから合わなければ乗り換える」という使い方ができます。転用・事業者変更なら工事費もかかりません。支払いはクレジットカードのみです。



11ヶ月後というのは、スマホの通知だけだと本当に流してしまいがちな期間です。書き込み式の卓上カレンダーに申請月を書いておく、というアナログな方法も確実です。
キャンペーン比較で注意すべき5つのポイント
ポイント1:「最大」の条件を確認する
「最大○万円キャッシュバック」の「最大」には要注意です。オプション加入やスマホセット契約が条件になっていることが多いです。オプションなしでもらえる金額がいくらなのか、しっかり確認しましょう。
ポイント2:受け取り時期と方法をチェック
キャッシュバックの受け取り時期は回線によってバラバラです。翌月にもらえるところもあれば、1年後のところもあります。受け取りが早い窓口を選ぶのがおすすめです。
ポイント3:「実質無料」と「完全無料」の違い
工事費の「実質無料」は月額割引で相殺する方式です。契約期間中に解約すると残りの工事費が一括請求されることがあります。「完全無料」ならいつ解約しても工事費はかかりません。


ポイント4:公式サイトと代理店を比較する
同じ光回線でも、公式サイトと代理店でキャンペーン内容が異なることがあります。代理店のほうがキャッシュバックが高いことも多いですが、価格.com(kakaku.com)などの比較サイトで複数の窓口を見比べてみましょう。
ポイント5:不要なオプション加入に注意
キャッシュバック条件として「○○オプション加入」が必要な場合、そのオプション料金がキャッシュバック額を上回ってしまうこともあります。オプション解約を忘れてずっと払い続けることにならないよう気をつけましょう。
光回線のおすすめ比較は以下の記事で詳しく解説しています。



おすすめキャンペーン
記事執筆時点で特にお得なキャンペーンをピックアップしました。
- 乗り換えなら:ソフトバンク光(違約金負担最大10万円が圧倒的)
- キャッシュバック重視:auひかり(最大94,000円)
- 縛りなしで安く:GMOとくとくBB光(キャッシュバック+縛りなし)
- 速度重視:NURO光(2Gbps+キャッシュバック最大65,000円)
キャンペーン内容は毎月変わることもあるため、申し込む直前に各社の公式サイトで最新情報を確認しましょう。
光回線のキャッシュバック比較は以下の記事も参考にしてください。



キャッシュバックを確実に受け取るためのコツ
せっかくのキャッシュバックを受け取り忘れたらもったいないです。以下のコツを押さえておきましょう。
- 契約直後にスマホカレンダーにリマインダー設定(申請時期の1週間前にセット)
- 申請用のメールアドレスをメインのものにする(プロバイダメールだと見逃しがち)
- 申請手続きの流れをメモしておく(何が必要か事前に把握)
- 振込口座情報を準備しておく(申請時にスムーズに入力できるように)
契約書類や申請案内の控えは、1つのファイルボックスにまとめておくと、いざ申請というときに探す手間がありません。


まとめ
光回線のキャンペーンは各社で大きく異なるため、しっかり比較するとかなりの差が出ます。特に意識すべきポイントは以下のとおりです。
- キャッシュバックの「最大」条件を確認する
- 受け取り時期・方法をチェックする
- 工事費の「実質無料」と「完全無料」を区別する
- 実質月額費用(月額+初期費用−特典)で比較する
面倒に感じるかもしれませんが、この比較をしっかり行うだけで数万円の差が生まれます。時間をかけて調べる価値は確実にあります。
最新のキャンペーン情報は各社の公式サイトのほか、価格.comのプロバイダ比較(kakaku.com)でもまとめてチェックできます。また、キャンペーン関連のトラブルが心配な場合は国民生活センターの相談事例も参考になります。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。



