「ドコモユーザーならドコモ光が一番お得」とよく言われますが、本当にそうなのか気になる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ドコモ光の料金・速度・サポートを整理して、メリット・デメリットをまとめました。
結局どれが安い? 主要10社を料金順に比較しました

ドコモ光の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運営会社 | NTTドコモ |
| 回線種別 | フレッツ光(光コラボ) |
| 最大速度 | 1Gbps(10Gbpsの「ドコモ光 10ギガ」もあり)※ベストエフォート |
| 月額料金(戸建て) | 5,720円(1ギガ タイプA・2年定期契約) |
| 月額料金(マンション) | 4,400円(1ギガ タイプA・2年定期契約) |
| 工事費 | 新規・派遣工事ありの代表例28,600円(2026年6月以降のお申込み)※新規工事料実質0円特典あり(適用条件あり) |
| 契約期間 | 2年定期契約(自動更新)/定期契約なしのプランもあり |
| 解約金 | 戸建て5,500円/マンション4,180円(2年定期契約・更新期間以外の場合) |
| セット割 | ドコモ光セット割(スマホ1回線ごとに月1,210円または1,100円など、料金プランにより異なる) |
| 提供エリア | 全国(フレッツ光と同じ) |
ドコモ光の評価されやすい点(編集部の整理)
ドコモ光セット割がとにかくお得
ドコモ光の大きなメリットは、ドコモスマホとのセット割です。「ドコモ光セット割」では、ドコモスマホの月額料金がスマホ1回線ごとに割引されます。割引額は料金プランによって異なり、「ドコモ MAX」「ドコモ mini」などは月1,210円、「eximo」「irumo(0.5GBを除く)」などは月1,100円です(ahamoは対象外)。
しかもこの割引は、同じ「ファミリー割引」グループの家族も対象です。たとえば家族4人が月1,100円割引のプランなら、毎月4,400円、年間52,800円の割引になります。家族にドコモユーザーが多いほど、光回線の料金を実質的に抑えやすくなります。


提供エリアが全国で安心
ドコモ光はフレッツ光の回線を使った光コラボレーションサービスのため、全国ほぼどこでも利用可能です。NURO光やauひかりのようにエリアを気にする必要がないのは大きなメリットです。
転勤や引っ越しが多い方でも、移転先で利用しやすいのは安心材料です。
ドコモショップでサポートが受けられる
全国のドコモショップで、ドコモ光の相談やサポートが受けられるのも大きな強みです。ネットの設定がよく分からないときに、対面で相談できる窓口があるのは安心です。
オンラインだけでなく対面サポートがあるのは、特にネットに詳しくない方やシニア世代にとって心強いポイントです。
プロバイダが選べる
ドコモ光はプロバイダを複数の選択肢から選べるのも特徴です。タイプAなら月額料金そのままでGMOとくとくBBやOCN インターネットなどのプロバイダが利用できます(plalaは2024年2月末で新規受付を終了しています)。
なかでもGMOとくとくBBはIPv6(IPoE)接続に対応しており、Wi-Fiルーターのレンタル特典を用意していることもあるため人気です(特典の内容は時期によって変わるため、申し込み前にご確認ください)。
レンタル品は解約時に返却が必要で、機種も選べません。使いたいメーカーや間取りに合わせた機種がある方は、市販のv6プラス対応ルーターを自分で用意するという選択肢もあります。
ドコモ光のプロバイダ選びで迷ったら、IPv6(IPoE)対応のGMOとくとくBBが候補になります。
ドコモ光の気になりやすい点(編集部の整理)
プロバイダによって速度に差がある
ドコモ光はフレッツ光の回線を共有しているため、選ぶプロバイダによって速度にかなり差が出ます。
どのプロバイダを選ぶかで、使い心地が変わる場合があります。v6プラスなどのIPv6(IPoE)接続に対応しているプロバイダを選ぶのが速度面では重要です。
夜間の速度低下が気になる
フレッツ光系の回線全般に言えることですが、利用者が集中する夜間(20〜23時)は速度が低下しやすい傾向があります。時間帯によっては、動画の再生が不安定になる場合もあります。
ただし、v6プラスなどのIPv6(IPoE)接続に対応したプロバイダを使うと改善されるケースがあります。IPv6(IPoE)非対応のプロバイダを使っている方は、切り替えを検討してみてください。


月額料金自体はやや高め
ドコモ光の戸建て月額5,720円(1ギガ タイプA・2年定期契約)は、NURO光やGMOとくとくBB光などの他社と比べるとやや高めに感じる場合があります。セット割を使わないなら割高感が出やすいのは事実です。
ドコモユーザー以外の方は、セット割のメリットを受けられない点に注意が必要です。ちなみにahamoはドコモ光セット割の対象外のため、ahamoユーザーは要注意です。
ahamoユーザーはドコモ光セット割の対象外です。ahamoを利用中の方は、ahamo向けの「ahamo光」もあわせて比較してみてください。
工事の予約が取りにくい時期がある
3〜4月の引越しシーズンは工事が集中するため、予約が取りにくくなります。開通が引っ越し日に間に合わない場合もあるため、余裕を持って申し込むのがおすすめです。
開通までの期間をスマホのテザリングでしのぐ方も多いのですが、テザリング中はバッテリーの減りがかなり早くなります。モバイルバッテリーを1つ用意しておくと、待ち期間を乗り切りやすくなります。
光回線のプロバイダ選びについて詳しくは以下の記事で解説しています。



ドコモ光の速度は実際どう?
みんなのネット回線速度に投稿された実測データを参考にすると、ドコモ光の実測速度の傾向はおおむね以下のような感じです(集計時期・プロバイダ・環境によって変動します)。
| 時間帯 | ダウンロード速度(目安) | アップロード速度(目安) |
|---|---|---|
| 朝 | 300-380Mbps | 230-280Mbps |
| 昼 | 280-350Mbps | 220-270Mbps |
| 夕方 | 250-320Mbps | 200-250Mbps |
| 夜 | 200-280Mbps | 180-230Mbps |
NURO光やauひかりと比べると数値は劣りますが、日常利用には十分な水準といえます。環境が整っていれば、動画視聴やテレワークのビデオ会議にも対応しやすい速度です。
ドコモ光の速度を改善する方法
ドコモ光の速度に不満がある場合、以下の方法で改善できる可能性があります。
1. v6プラス対応プロバイダに変更する
v6プラス(IPv6 IPoE + IPv4 over IPv6)に対応したプロバイダを使うと、従来の接続方式より混雑を回避できるため、速度が改善されるケースがあります。ドコモ光のタイプAでは、GMOとくとくBBやOCN インターネットなどがIPv6(IPoE)接続に対応しています。
2. Wi-Fiルーターを見直す
古いルーターを使っていると、光回線の速度をフルに活かせません。Wi-Fi 6以上に対応したルーターに買い替えるだけで、体感速度が大きく変わることがあります。
3. LANケーブルを確認する
意外と見落としがちなのがLANケーブルです。CAT5のケーブルだと100Mbpsまでしか対応していないため、CAT6以上のケーブルに変えてみましょう。


ドコモ光10ギガプランの特徴
記事執筆時点では、ドコモ光は10Gbpsプラン(ドコモ光 10ギガ)も提供しています。提供エリアは一部に限られており、ドコモ光公式サイトやNTT東日本/NTT西日本のエリア検索で提供エリアかどうかを確認できます。月額料金は戸建て・マンション同額で、タイプAの2年定期契約なら6,380円です。
10ギガプランは1ギガプランより高速な通信が期待できる一方、月額料金が高くなる点や、対応ルーターが必要になる点には注意が必要です。公式でも、10ギガの速度を活かすには10ギガ対応ルーターの用意が必要と案内されています。
一般的な用途なら1Gbpsプランで足りるケースが多いです。10ギガプランが向いているのは、大容量ファイルのやり取りが頻繁にある方や、複数のデバイスで同時に高負荷の通信をする方です。
ドコモ光のキャンペーン情報
- 新規工事料実質0円特典:新規申し込み(光回線再利用を含む)で、新規工事料相当のdポイント(期間・用途限定)が利用開始月の7か月後の月から24か月間に分けて進呈されます。申し込み月を含む7か月以内の利用開始が条件で、土日・祝日工事の追加工事料やオプション工事料などは対象外、フレッツ光からのきりかえ(転用)や設置場所の移転も対象外です。進呈期間中に解約した場合は、それ以降の進呈が終了します。契約事務手数料4,950円は別途かかります。工事料は2026年6月1日以降の申し込み分から改定されており、新規・派遣工事ありの代表例は28,600円(戸建て・マンション共通)です
- 「ドコモ光」乗り換え特典:他社の光回線・ホームルーター回線から乗り換える場合、他社で発生した解約金や撤去工事費などの費用相当分のdポイント(期間・用途限定)が進呈されます(2年定期契約での申し込み、証明書の提出などの条件と上限あり。転用は対象外)
- プロバイダ独自の特典:GMOとくとくBBなど、プロバイダによっては独自の特典を用意している場合があります(内容は時期によって変わります)
キャンペーンの内容や適用条件は変更されることがあるため、申し込み前に公式サイトで最新情報を確認してください。
ドコモ光とahamo光の違い
記事執筆時点では、ドコモは「ahamo光」というサービスも提供しています。ahamoユーザー向けの光回線で、1ギガの2年定期契約ならマンション3,630円/戸建て4,950円と、ドコモ光より月額料金が抑えめなのが特徴です。
ahamoを使っている方はドコモ光セット割が適用されないため、ahamo光のほうが合うケースがあります。ただし、ahamo光もドコモ光セット割の対象外で、「OCNバーチャルコネクト」に対応したルーターが必要になるなどの条件もあるため、よく比較してから決めましょう。
ドコモユーザー向けの光回線選びは以下の記事も参考にしてください。



ドコモ光に向いている人・向いていない人
向いている人
- ドコモスマホを使っている人(家族含む)
- 全国どこでも使える安心感が欲しい人
- ドコモショップでの対面サポートを利用したい人
- フレッツ光からの転用で手軽に乗り換えたい人
向いていない人
- ドコモ以外のスマホを使っている人
- ahamoを利用中の人(ahamo光を検討すべき)
- 速度を重視して、独自回線のNURO光やauひかりなども比較したい人
- 月額料金を少しでも安くしたい人
なお、プロバイダもルーターもケーブルも見直したのに特定の部屋だけ遅い、というときは電波が届いていないだけのことがあります。その場合は中継機を1台足すと解消することがあります。


まとめ:ドコモ光はドコモユーザーの鉄板選択肢
ドコモ光の特徴を総合すると、「ドコモユーザーなら有力な選択肢」という結論です。
- セット割:同じファミリー割引グループのドコモスマホが1回線ごとに毎月割引(割引額は料金プランにより異なる・ahamoは対象外)
- エリア:全国対応で安心
- サポート:ドコモショップの対面サポートが使える
- 速度:IPv6(IPoE)対応プロバイダを選ぶと快適に使いやすい
逆に、ドコモユーザー以外にとっては特にメリットが薄いため、自分のスマホキャリアに合った光回線を選んだほうが良いです。光回線選びで大事なのはやはり「スマホとのセット割」です。
ドコモ光の料金や特典の最新情報は、下のドコモ光公式サイトで確認できます。また、通信サービス全般の情報は総務省の電気通信サービスFAQ(www.soumu.go.jp)も参考になります。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。



