LINEの無料通話はとても便利ですが、WiFi接続時に「声が途切れる」「通話が突然切れる」「相手の声が聞こえない」といったトラブルを経験したことはありませんか。実は、WiFi環境の設定や使い方を少し見直すだけで、LINE通話の品質は大きく改善できるのです。
この記事では、WiFi経由のLINE通話で起きやすいトラブルの原因と、すぐに実践できる具体的な改善方法を詳しく紹介していきます。

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WiFi接続時にLINE通話が不安定になる原因
LINE通話はインターネット回線を利用するVoIP(Voice over IP)技術を使っています。そのため、WiFi環境の品質が通話品質に直接影響します。まずは主な原因を把握しておきましょう。
原因1:WiFiの電波が弱い・不安定
ルーターから離れた部屋や、壁・ドアを複数挟んだ場所では電波が弱くなります。電波が弱い状態でLINE通話をすると、音声データの送受信が追いつかず、声が途切れたり、片方の声だけ聞こえなくなったりする症状が発生します。
原因2:2.4GHz帯で電波干渉が起きている
WiFiの2.4GHz帯は電子レンジやBluetooth機器と周波数が重なるため、これらが動作していると電波干渉でLINE通話が不安定になることがあります。特に通話中に電子レンジを使うと、一時的に通信が途絶えるケースが報告されています。
原因3:WiFiとモバイルデータの自動切り替え
通話中にWiFiの電波が弱くなると、スマートフォンが自動的にモバイルデータ通信(4G/5G)に切り替えようとすることがあります。この切り替えの瞬間に通話が途切れたり、場合によっては通話自体が切断されることがあります。
原因4:回線の帯域不足
家族が同じWiFiで動画を視聴していたり、大容量ファイルをダウンロードしていたりすると、LINE通話用の帯域が不足して音声品質が低下します。LINE通話に必要な帯域は音声のみで約100kbps程度ですが、ビデオ通話では約1Mbpsを消費します。
原因5:LINEアプリやスマートフォンのバージョンが古い
LINEアプリやスマートフォンのOSが古いバージョンのままだと、通信の最適化がされず品質が低下することがあります。
LINE通話の品質を改善する7つの対策
ここからは、LINE通話の品質を改善するための具体的な方法を紹介します。手軽にできるものから順に試してみてください。
対策1:WiFiの周波数帯を5GHzに変更する
2.4GHz帯から5GHz帯に切り替えるだけで、LINE通話の音声品質が劇的に改善するケースが多く報告されています。5GHz帯は電波干渉が少なく、通信速度も高速です。
スマートフォンのWiFi設定で、ルーターのSSID一覧から5GHz帯(末尾に「-5G」「-A」「-ac」などが付いているもの)を選択して接続しましょう。ただし、5GHz帯はルーターからの距離が離れると電波が弱くなりやすいため、ルーターの近くで使うのがベストです。
対策2:WiFi通話中は他の通信を控える
LINE通話をしている最中は、動画のストリーミングや大容量ファイルのダウンロード、オンラインゲームなど帯域を大きく使う通信を控えましょう。家族にも協力をお願いすると効果的です。
対策3:ルーターを再起動する
ルーターを長期間連続稼働していると、内部メモリが逼迫して処理速度が低下することがあります。ルーターの電源を一度抜いて30秒ほど待ってから再び入れ直すだけで、通信が安定する場合があります。
対策4:LINEアプリとOSを最新バージョンに更新する
LINEアプリは定期的に通話品質の改善アップデートが行われているため、常に最新バージョンに保つことが大切です。App Store(iPhone)やGoogle Play(Android)でアップデートを確認しましょう。同様に、スマートフォンのOSも最新の状態にしておくことをおすすめします。
対策5:LINEの通話設定を見直す
LINEアプリ内の通話設定も確認しておきましょう。以下の設定がポイントです。
「Full HD voice」の設定:LINEの設定→通話から「Full HD voice」をオンにすると高音質になりますが、通信量も増えます。WiFi環境が不安定な場合はオフにすることで通話の安定性が増す場合があります。
「ノイズキャンセル」の設定:通話設定から「ノイズキャンセル」をオンにすると、周囲の雑音を軽減して相手に聞こえる音声がクリアになります。
対策6:WiFi優先接続の設定を確認する
iPhoneの場合、「設定」→「Wi-Fi」→「Wi-Fiアシスト」がオンになっていると、WiFiの電波が弱くなった際に自動的にモバイルデータに切り替わります。この切り替え時に通話が不安定になることがあるため、通話の安定を優先する場合はWi-Fiアシストをオフにするか、逆にWiFiの電波が弱い場合はWiFi接続自体をオフにしてモバイルデータ通信だけで通話するのも一つの手です。
対策7:WiFi中継器やメッシュWiFiを導入する
自宅でルーターから離れた部屋で通話する機会が多い場合は、WiFi中継器やメッシュWiFiシステムの導入を検討しましょう。家全体でWiFiの電波を均等に届けることができ、どの部屋にいても安定した通話環境を実現できます。

LINEビデオ通話の場合の追加対策
LINEのビデオ通話は音声通話よりも多くの通信量を消費するため、WiFi環境への依存度がさらに高まります。
画質を下げる:ビデオ通話中にカメラの画質設定を下げることで、通信量を節約できます。映像が少しぼやけますが、音声の途切れは軽減されます。
エフェクトやフィルターをオフにする:顔加工のフィルターやバーチャル背景はスマートフォンの処理能力を消費するため、通話が重くなる原因になることがあります。不安定な時はオフにしてみましょう。
ビデオをオフにして音声のみにする:映像が不要な場面ではカメラをオフにすることで、通信量を大幅に減らして音声品質を優先できます。
公共のフリーWiFi(カフェやコンビニのWiFi)でLINE通話をする場合、通信の暗号化がされていない場合があり、セキュリティ上のリスクがあります。機密性の高い会話は避けるか、VPNを利用するようにしましょう。
WiFi環境別のLINE通話おすすめ対処法
光回線のWiFi環境の場合
光回線を利用している場合、回線速度自体は十分なケースがほとんどです。通話が不安定な場合は、ルーターの設置場所やWiFiの周波数帯を見直すだけで改善する可能性が高いです。IPv6 IPoE接続に切り替えることで、夜間の回線混雑も回避できます。
ポケットWiFiやホームルーターの場合
モバイル回線を使うポケットWiFiやホームルーターは、場所や時間帯によって通信速度にばらつきが出やすい傾向があります。設置場所を窓際に移動させたり、通信混雑の少ない時間帯を選んだりすることで改善が見込めます。
フリーWiFi(公共WiFi)の場合
カフェや駅などのフリーWiFiは不特定多数が同時接続するため、通信が不安定になりがちです。長時間のLINE通話には向いていないため、重要な通話の際はモバイルデータ通信に切り替えることをおすすめします。

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まとめ
WiFiでのLINE通話が途切れる原因は、電波の弱さ、2.4GHz帯の干渉、WiFiとモバイルデータの自動切り替えなど、さまざまな要因が考えられます。まずは5GHz帯への切り替えとルーターの再起動を試して、LINEアプリを最新バージョンに更新するのが手軽な第一歩です。
それでも改善しない場合は、ルーターの設置場所の見直しやメッシュWiFiの導入、場合によってはWiFiをオフにしてモバイルデータ通信で通話するといった方法も検討してみてください。快適なLINE通話で、ストレスなくコミュニケーションを楽しみましょう。
※本記事の情報は記事執筆時点のものです。LINEアプリの仕様やサービス内容は変更される場合がありますので、最新情報はLINE公式サイトでご確認ください。
参考:LINEの通話設定でWi-Fi・4G/5G切り替え(minto.tech) / LINE通話が途切れる・切れる原因と対処法(codomoni) / LINE通話が途切れ途切れになる原因と対処法(しむきっず)
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