ビッグローブ光(BIGLOBE光)は、ビッグローブ株式会社が提供する光コラボレーションのサービスです。KDDIグループに属しており、auスマートバリューやUQ mobileの自宅セット割に対応している点が大きな特徴です。
この記事では、公式サイトに掲載されている料金・条件をもとに、ビッグローブ光を選ぶ判断材料を整理しました。数字はすべて2026年9月時点の公式情報です。

ビッグローブ光とは?サービスの概要
ビッグローブ光は、NTT東日本・NTT西日本のフレッツ光回線を使った光コラボレーションのひとつです。回線とプロバイダーがセットになっており、請求はKDDIにまとまります。
| サービス名 | ビッグローブ光(BIGLOBE光) |
|---|---|
| 提供会社 | ビッグローブ株式会社(KDDIグループ) |
| 回線種別 | 光コラボレーション(NTTフレッツ光回線を利用) |
| 月額料金(1ギガ・3年) | ファミリー 5,478円/マンション 4,378円(税込) |
| スマホセット割 | auスマートバリュー/自宅セット割(UQ mobile) |
| 契約期間 | 1ギガは3年プラン/10ギガは2年プラン |
| 支払い方法 | KDDI請求(クレジットカード・口座振替・まとめて請求) |
提供エリアはフレッツ光と同じく全国です。すでにフレッツ光を使っている場合は「転用」、他社の光コラボからは「事業者変更」で乗り換えられます。
ビッグローブ光の料金プラン
公式サイトに掲載されている月額基本料金は以下のとおりです(税込)。
| プラン | 契約期間 | 月額基本料金 |
|---|---|---|
| 1ギガ ファミリータイプ(戸建て) | 3年 | 5,478円 |
| 1ギガ マンションタイプ | 3年 | 4,378円 |
| 10ギガ ファミリー/マンション | 2年 | 6,270円 |
NTT東日本エリアでは機器利用料が加算される場合があります
見落としやすいのがこの条件です。公式サイトの料金表には、NTT東日本のフレッツ 光ネクスト ギガファミリー・スマートタイプ/ギガマンション・スマートタイプに相当する回線を利用する場合、機器利用料550円/月がかかると記載されています。
この場合、ファミリータイプの実質的な月額は6,028円、マンションタイプは4,928円になります。月額料金だけを見て他社と比較すると、ここで差が出ます。自分の住むエリアと回線タイプを確認してから判断してください。
初期費用
| 項目 | 金額(税込) |
|---|---|
| 申込手数料(回線新規・1ギガ) | 3,300円 |
| 申込手数料(回線新規・10ギガ) | 1,100円 |
| 事業者変更受入手数料 | 3,300円 |
| 工事費(新規・屋内配線を新設) | 28,600円 → 特典で実質0円 |
| 工事費(転用・事業者変更) | 0円 |
新規契約の工事費は、分割払い相当額が月額料金から値引きされる特典により実質0円になります。ただし分割期間(24回または36回)の途中で解約した場合は、残額を一括で支払うことになります。
ビッグローブ光のメリット
au・UQ mobileのセット割に対応している
ビッグローブ光を選ぶ最大の理由がこれです。auを使っている方は「auスマートバリュー」、UQ mobileを使っている方は「自宅セット割」が適用され、スマホ側の月額料金が最大1,100円/月割引されます。
光コラボの中でauのセット割に対応しているサービスは限られています。auひかりは独自回線のため提供エリアに制限がありますが、ビッグローブ光は光コラボなので全国のフレッツ光エリアで利用できます。「auのセット割を使いたいが、auひかりがエリア外だった」という場合の選択肢になります。
支払い方法に口座振替を選べる
ビッグローブ光の支払いはKDDI請求で、クレジットカード・口座振替・まとめて請求から選べます。光コラボの中にはクレジットカード払いのみのサービスもあるため、口座振替を希望する方にとっては重要な条件です。
なお、口座振替の場合は1回あたり220円の口座振替・自動払込手数料がかかります。
転用・事業者変更なら工事費がかからない
すでにフレッツ光や他社光コラボを使っている場合、転用・事業者変更での乗り換えとなり工事費は0円です。立ち会い工事も原則不要で、切り替え日に自動で移行します。
違約金が比較的低い
3年プランの違約金は、ファミリータイプ4,100円、マンションタイプ3,000円です。契約期間のあるサービスとしては抑えられた金額で、途中解約のリスクが比較的小さいと言えます。
また、更新月とその翌月・翌々月の3か月間は違約金不要期間として設定されています。
ビッグローブ光のデメリット・注意点
NTT東日本エリアの機器利用料550円
先に触れたとおり、NTT東日本のフレッツ 光ネクスト相当の回線を利用する場合、機器利用料550円/月が別途かかります。年額に直すと6,600円です。
月額表示の5,478円/4,378円だけを見て他社と比べると、この分を見落とします。自分が該当するかどうかは、申し込み前に必ず確認してください。
契約期間が3年と長め
1ギガプランの契約期間は3年です。2年契約が主流の光コラボの中では長い部類で、契約期間の縛りを避けたい方には向きません。
違約金の金額自体は低めですが、工事費の分割が残っている場合は別途残額の支払いが発生します。
ドコモ・ソフトバンクのスマホだとセット割がない
セット割の対象はau・UQ mobileです。ドコモやソフトバンクを使っている場合、この割引は受けられません。その場合は月額料金そのもので比較することになり、他社のほうが条件が良いケースが出てきます。
10ギガは2年プランで料金が上がる
10ギガプランは月額6,270円で、1ギガのファミリータイプより792円高くなります。速度の上限は上がりますが、実際に10ギガの恩恵を受けられるかは宅内の機器やLANケーブルの規格にも左右されます。必要性を確認してから選んでください。

ビッグローブ光の評判で挙がりやすいポイント
ここではまず、ビッグローブ光で評価が分かれやすい論点を、サービスの仕様と照らし合わせて整理します。実際の使用感は住環境や契約内容によって変わります。
評価されやすい点
auのセット割が全国で使える
auのセット割に対応した回線を探す場合、auひかりは提供エリアが限られます。ビッグローブ光はフレッツ光の回線を使うため、auひかりが引けない地域でもセット割を受けられます。この「エリアの制約がない」点が評価につながりやすい部分です。
支払い方法の選択肢
口座振替に対応していることは、クレジットカードを使わない方にとって決定的な条件になります。光コラボの中にはカード払い限定のサービスもあるため、比較のうえで有利に働きます。
老舗プロバイダーとしての運営歴
ビッグローブはインターネット黎明期から続くプロバイダーで、現在はKDDIグループに属しています。サポート体制や運営の安定性を重視する方にとっては、この点が安心材料になります。
不満につながりやすい点
月額表示と実際の請求額のずれ
NTT東日本エリアの機器利用料550円が加算されるケースで、事前の認識とのギャップが生じやすくなります。これは条件が公式に明記されているものなので、申し込み前の確認で防げます。
3年契約の長さ
更新月まで3年というサイクルは、引っ越しの可能性がある方にとっては負担に感じられます。違約金の金額は低めですが、契約期間そのものを避けたい方には向きません。
マンションの配線方式による速度差
光コラボ全般に共通する話ですが、VDSL方式の建物では上限が100Mbps程度になります。契約するプランではなく建物側の設備で決まる部分です。
※ 料金・条件はBIGLOBE公式サイトの掲載情報(2026年9月時点)に基づいて記載しています。
みん評に投稿された口コミの傾向
口コミサイト「みん評」のビッグローブ光のページ(2026年10月7日時点で427件)から、表示順に27件を読み、編集部で傾向を整理しました。読んだ範囲では★1が21件、★2〜3が2件、★4〜5が0件、評価なしが4件でした。みん評の口コミ引用許諾にもとづき、一部を原文のまま引用しています。
良い傾向:読んだ範囲では★4以上の投稿はありませんでした。速度については、しばらく不満なく使えたという声も見られます。
設置後数年は速度等に不満なく使用できましたが、問題は、退去に伴う解約時でした。
気になる傾向:解約手続きのわかりにくさや、問い合わせ窓口の電話がつながりにくいという声が中心です。解約や引っ越しの手続きは、余裕を持って始めるのがおすすめです。
パスワード変更もネット上のサポート案内通りしても出来ず、記載のコンタクトセンターに電話するも何日経っても繋がらない。
※口コミは投稿者個人の感想で、すべての利用者に当てはまるものではありません。投稿時期が古いものは、現在の料金やサービス内容と異なる場合があります。
他社との比較
光コラボの主要3社を、1ギガプランの月額基本料金(税込・割引適用前)で比べると次のようになります。
| サービス | 戸建て | マンション | 契約期間 | スマホセット割 |
|---|---|---|---|---|
| ビッグローブ光 | 5,478円 | 4,378円 | 3年 | au/UQ mobile |
| GMOとくとくBB光 | 5,390円 | 4,290円 | 縛りなし | - |
| SoftBank 光 | 5,720円 | 4,180円 | 2年 | ソフトバンク/ワイモバイル |
月額だけで見ると、3社の差は100円から300円程度です。この範囲であれば、スマホのセット割が使えるかどうかのほうが影響は大きくなります。
auまたはUQ mobileを使っていて、家族にも同じキャリアの回線があるなら、セット割の合計額が月額の差を上回ります。逆にドコモ・ソフトバンクの方は、月額の低いサービスを選ぶか、それぞれのセット割に対応した回線を検討することになります。
なお、SoftBank 光は2026年12月1日から月額基本料金が一律330円改定されるため、改定後は戸建て6,050円・マンション4,510円となります。
申し込みから利用開始までの流れ
新規で申し込む場合
1. 公式サイトから申し込み
2. 回線工事の日程を調整
3. 接続機器が届く
4. NTTによる開通工事(土日休日は追加料金3,300円)
5. 機器を接続して利用開始
転用・事業者変更の場合
1. 転用承諾番号(フレッツ光)または事業者変更承諾番号(他社光コラボ)を取得
2. 承諾番号を用意して申し込み
3. 切り替え日に自動で移行(工事不要)
セット割を適用するには、回線の開通後に別途申し込みが必要です。auショップ・UQ mobileの窓口またはオンラインで手続きしてください。開通しただけでは自動適用されない点に注意が必要です。
失敗しない選び方のコツ
スマホがau・UQ mobileの方
セット割が使えるため、月額の差より割引額のほうが大きくなる可能性が高い条件です。家族に同じキャリアの回線が複数あるほど有利になります。auひかりがエリア外だった方にとっても代替になります。
口座振替で支払いたい方
KDDI請求で口座振替が選べます。クレジットカード限定のサービスを避けたい場合の候補になります。ただし1回220円の手数料がかかるため、年間で2,640円の差になります。
NTT東日本エリアにお住まいの方
機器利用料550円/月が加算される可能性があります。該当する場合、実質の月額はファミリー6,028円・マンション4,928円です。この金額で他社と比較してください。
契約期間の縛りを避けたい方
1ギガプランは3年契約です。縛りを避けたいなら、契約期間のないサービスを検討するほうが条件に合います。
よくある質問
月額料金はいくらですか?
1ギガの3年プランで、ファミリータイプ5,478円、マンションタイプ4,378円です(税込)。10ギガの2年プランはファミリー・マンションとも6,270円です。NTT東日本のフレッツ光ネクスト相当の回線では、別途機器利用料550円/月がかかる場合があります。
auスマートバリューはいくら割引されますか?
スマホの契約プランによって割引額が変わり、最大1,100円/月です。対象回線ごとに適用されるため、家族に対象者が複数いる場合は合計額が大きくなります。
工事費はかかりますか?
新規契約の場合、工事費相当額が月額料金から値引きされる特典により実質0円です。転用・事業者変更の場合は工事費自体が発生しません。
途中で解約すると違約金はいくらですか?
3年プランの場合、ファミリータイプ4,100円、マンションタイプ3,000円です(不課税)。10ギガの2年プランは4,620円です。更新月とその翌月・翌々月は違約金不要期間です。
支払い方法は何が使えますか?
KDDI請求となり、クレジットカード・口座振替・まとめて請求から選べます。口座振替の場合は1回220円の手数料がかかります。
BIGLOBE光電話やテレビも申し込めますか?
申し込めます。BIGLOBE光電話は月額550円(基本プラン)、BIGLOBE光テレビは月額990円です。いずれも別途初期費用や工事費がかかります。
ビッグローブ光はこんな方におすすめ
ここまでの内容をまとめると、条件が合いやすいのは次のような方です。
- スマホがauまたはUQ mobileで、セット割を使いたい
- auひかりを検討したが、提供エリア外だった
- 口座振替で支払いたい
- 3年程度は同じ場所に住む予定がある
- 老舗プロバイダーの運営実績を重視したい
一方、契約期間の縛りを避けたい方、NTT東日本エリアで機器利用料が加算される方は、他社と並べて実質の月額で比べてください。

まとめ
ビッグローブ光は、auスマートバリューとUQ mobileの自宅セット割に全国のフレッツ光エリアで対応している点が最大の特徴です。auひかりがエリア外だった方にとっては、実質的な代替になります。
月額は1ギガでファミリー5,478円・マンション4,378円。口座振替が選べること、違約金が比較的低いことも評価できる部分です。一方で、契約期間が3年と長めであること、NTT東日本エリアでは機器利用料550円が加算される場合があることは、事前に確認すべき条件です。
判断するときは次の3点を押さえてください。
- スマホがau・UQ mobileで、セット割の対象になるか
- NTT東日本エリアの機器利用料550円が該当するか
- 3年の契約期間を許容できるか
最新のキャンペーン内容や提供エリアは公式サイトで確認できます。



