光回線のONUやルーターのランプが、いつもと違う点滅をしていると不安になるだろう。「故障かも?」と焦ってしまうかもしれないが、点滅=故障とは限らない。正常な動作として点滅するケースもある。
この記事では、光回線機器のランプが点滅する主な原因と、ランプの種類ごとの対処法を詳しく解説する。どのランプがどう点滅しているかを確認すれば、自分で対処できることも多い。

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点滅が「正常」なケースを知っておこう
まず、ランプの点滅がすべて異常というわけではないことを押さえておこう。以下の点滅は正常な動作だ。
UNIランプの緑点滅
UNIランプ(またはLANランプ)が緑色に点滅しているのは、データの送受信が行われている証拠だ。インターネットを利用しているときに点滅するのは正常な状態なので、心配する必要はない。
電源ランプの赤点滅
NTT製のONUの場合、電源ランプが赤く点滅するのはファームウェアのダウンロード完了を意味する。しばらくすると自動的に緑点灯に戻るので、そのまま待っていればよい。
光回線ランプの橙点滅
ファームウェア更新中に橙色で点滅することがある。これも正常な動作で、更新完了後に緑点灯に戻る。
点滅が「異常」を示すケースと原因
以下のような点滅パターンの場合は、何らかの問題が発生している可能性がある。
認証ランプが長時間点滅し続けている
起動直後の数分間は認証処理のために点滅するのは正常だが、10分以上経っても点滅が止まらない場合は、以下の原因が考えられる。
- 回線事業者側で通信障害が発生している
- ONU本体の認証設定に不具合がある
- 光ファイバーケーブルの接続不良
光回線ランプが点滅と消灯を繰り返す
光ファイバーケーブルの接続が不安定な状態。以下の原因が考えられる。
- 光ファイバーケーブルがしっかり挿さっていない
- ケーブルが折れ曲がっている、または踏まれている
- ケーブルの先端が汚れている
- 屋外の光ファイバーに断線が発生している
ルーターのインターネットランプが橙点滅
ルーター(WiFiルーター)側のインターネットランプが橙色や赤色で点滅している場合は、プロバイダーとの接続が確立できていない可能性がある。
- プロバイダーのID・パスワードが正しく設定されていない
- プロバイダー側で障害が発生している
- ONUとルーター間のLANケーブルに問題がある

ランプ異常時の基本的な対処法
ランプの点滅が異常と思われる場合は、以下の手順を試してみよう。多くの場合、ステップ1〜3で解決する。
ステップ1:ケーブルの接続を確認する
- 光ファイバーケーブル:ONU背面と壁の光コンセントの両方を確認
- LANケーブル:ONUとルーター間の接続を確認。カチッと音がするまで押し込む
- 電源ケーブル:ONU・ルーターそれぞれの電源アダプターの接続を確認
ステップ2:ONU・ルーターを再起動する
正しい再起動の手順
- ルーターの電源プラグをコンセントから抜く
- ONUの電源プラグをコンセントから抜く
- 2分以上そのまま待つ(内部の残留電荷を放電させるため)
- ONUの電源プラグを先にコンセントに挿す
- ONUのランプが安定するまで待つ(1〜2分程度)
- ルーターの電源プラグをコンセントに挿す
ステップ3:通信障害情報を確認する
再起動しても復旧しない場合は、回線事業者やプロバイダーの障害情報ページを確認しよう。通信障害が原因であれば、復旧を待つしかない。
主要な障害情報の確認先は以下のとおり。
- NTT東日本/NTT西日本の工事・故障情報ページ
- 各プロバイダーの障害情報ページ
- X(旧Twitter)で「光回線 障害」と検索
ステップ4:事業者に問い合わせる
上記をすべて試しても改善しない場合は、回線事業者のサポート窓口に連絡しよう。問い合わせ時に伝えるとスムーズな情報は以下のとおり。
- どのランプが何色で点滅しているか
- いつから異常が発生したか
- 再起動を試したかどうか
- ケーブルの抜き差しを試したかどうか

ランプの点滅を未然に防ぐためにできること
日頃からできる予防策も押さえておこう。
- ケーブルを踏まない・折り曲げない:光ファイバーケーブルは特にデリケートなので、家具の下敷きにしない
- 定期的に再起動する:月に1回程度、ONU・ルーターを再起動することで、内部のメモリリフレッシュやチャネル再設定が行われ、安定性が維持される
- 通気性を確保する:機器が熱暴走すると動作不安定の原因になる。棚の奥に押し込まず、風通しの良い場所に設置する
- ファームウェア更新を妨げない:ランプが橙点滅しているときはファームウェア更新中の可能性がある。この間は電源を抜かないようにする
光ファイバーケーブルの先端(コネクター部分)には目に見えない微細なレーザー光が出ている。絶対にコネクター部分を覗き込まないこと。視力に悪影響を及ぼす恐れがある。
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季節や天候によるランプ異常のパターン
意外と知られていないが、季節や天候がランプの異常に影響するケースもある。
夏場の高温による動作不安定
ONUやルーターは精密機器のため、室温が高くなる夏場は熱暴走のリスクが上がる。機器内部の温度が上昇すると、ランプが不規則に点滅したり、通信が不安定になったりすることがある。直射日光が当たる場所や、密閉された棚の中に機器を置いている場合は注意が必要だ。
落雷・停電後の復帰トラブル
雷による瞬断や停電の後にONUが正常に再起動できず、ランプが異常な状態のまま復旧しないことがある。この場合は手動で再起動を行えば復旧するケースが多い。頻繁に落雷がある地域では、雷サージ対応の電源タップを使うことで機器を保護できる。
台風などの悪天候による回線障害
台風や大雪などの悪天候時は、電柱に架線されている光ファイバーケーブルが損傷し、光回線ランプが消灯することがある。この場合は回線事業者による修復を待つ必要がある。事業者の障害情報ページで状況を確認しよう。
よくある質問(Q&A)
Q. ランプが全部点滅しているのは正常?
ONU起動直後は、すべてのランプが順番に点滅しながら立ち上がることがある。起動から3〜5分程度で各ランプが安定すれば問題ない。10分以上経っても安定しない場合は異常の可能性がある。
Q. ルーターのWiFiランプが点滅しているのは?
WiFiランプの点滅は、無線通信中であることを示す正常な動作だ。消灯している場合はWiFi機能がオフになっている可能性がある。
Q. ONUとルーター、どちらが原因かわからないときは?
ONUとルーターをLANケーブルでつないでいる場合、ONUから直接PCにLANケーブルを接続してみよう。それでインターネットに繋がれば、問題はルーター側にある。繋がらなければ、ONUまたは回線側に問題がある。
ルーターメーカー別のランプ異常確認方法
WiFiルーターのランプの意味は、メーカーによって異なる。ここでは主要メーカーのランプ確認方法を紹介する。
バッファロー
バッファローのルーターには「ROUTER」「WIRELESS」「INTERNET」「POWER」などのランプがある。INTERNETランプが橙色に点灯している場合は、インターネットへの接続が確立できていない状態を示す。公式サイトの「よくある質問」で機種別のランプ解説が確認できる。
NEC(Aterm)
NECのAtermシリーズでは、「POWER」「ACTIVE」「2.4GHz」「5GHz」「TV」などのランプが配置されている。ACTIVEランプが赤点灯している場合は、機器内部でエラーが発生している可能性がある。
TP-Link
TP-Linkのルーターは、インターネットランプがオレンジ色に点灯している場合、WANポートにケーブルは接続されているがインターネット接続が確立していないことを示す。緑点灯が正常な状態だ。
各メーカーのランプ詳細は、機器に付属の取扱説明書または公式サイトのサポートページで確認できる。
まとめ|点滅パターンを知れば冷静に対処できる
光回線のONUやルーターのランプが点滅していても、すべてが故障のサインではない。UNIランプの緑点滅や電源ランプの赤点滅など、正常な動作として点滅するケースも多い。
異常を示す点滅パターンの場合は、まずケーブルの接続確認→再起動→障害情報の確認という順番で対処していこう。それでも改善しないときは、回線事業者のサポートに連絡すれば適切に対応してもらえる。
参考リンク:ドコモ おうちネットプレス ONUの故障と改善方法|eo光 UNIランプが点滅しているのは故障?|@nifty ONUのランプの状態の意味と対処法
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