「光回線を解約したいんですが、撤去工事って必要なの?費用はかかるの?」
引っ越しや回線の乗り換えで光回線を解約する時、気になるのが撤去工事のこと。実は、撤去工事が必要なケースと不要なケースがあって、費用もバラバラです。知らないと余計なお金を払うことにもなりかねないので、しっかり確認しておきましょう。

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そもそも撤去工事って何をするの?
撤去工事は、開通時に引き込んだ光ファイバーケーブルやONU(光回線終端装置)、光コンセントなどを取り外す工事のことです。
具体的な作業内容
- 室内の光コンセントを取り外す
- 室内から電柱までの光ファイバーケーブルを撤去する
- 壁の穴があった場合は補修する
- ONUを回収する(または返送キットで返送)
作業時間は30分〜1時間程度が一般的です。開通工事と同様に立ち合いが必要になります。
撤去工事が必要なケース・不要なケース
撤去工事が必要なケース
- 賃貸で大家さんや管理会社から原状回復を求められた場合
- NURO光を解約する場合(2022年7月以降の契約は任意に変更されました)
- auひかりの戸建てプランを解約する場合(2022年7月以降の契約は撤去工事が任意)
撤去工事が不要なケース
- フレッツ光・光コラボの場合:撤去工事は原則不要。設備をそのまま残しておける(残置)
- 持ち家で、設備を残しておいても問題ない場合
- マンションで、共用設備として配線が残る場合
フレッツ光やドコモ光、ソフトバンク光などの光コラボ系は撤去工事が基本不要というのが大きなポイント。設備を残しておけば、再度光回線を引く時に工事が簡単に済む(または不要になる)メリットもあります。
回線別の撤去工事費用
撤去工事が必要な場合の費用を回線別にまとめまし��。乗り換え先を探している方は光回線おすすめ比較もあわせてどうぞ。自分の回線がどれに該当するか確認してみてください。
撤去せずに乗り換える場合は光回線の乗り換え手順ガイドもチェックしてみてください。
フレッツ光・光コラボ(ドコモ光・ソフトバンク光など)
撤去工事は原則不要(残置可能)。希望する場合の撤去費用は無料です。ONUは返送キットで返送するか、回収に来てもらう形になります。
auひかり
- 2022年6月30日以前の契約:撤去工事費31,680円(必須だった)
- 2022年7月1日以降の契約:撤去工事は任意。希望する場合は31,680円
auひかりの撤去費用は高額なので要注意です。ただし、2022年7月以降の契約なら撤去しないという選択も可能になりました。
NURO光
- 2022年6月30日以前の契約:撤去工事費11,000円(必須だった)
- 2022年7月1日以降の契約:撤去工事は任意。希望する場合は11,000円
地方電力系(eo光・コミュファ光など)
回線によって異なりますが、撤去工事費は無料〜11,000円程度です。詳細は各社に確認しましょう。

撤去工事の流れ
撤去工事が必要になった場合の具体的な流れを説明します。
STEP1:回線事業者に解約の連絡をする
まずは契約している回線事業者に連絡して解約の手続きをしましょう。電話またはWebから手続き可能なケースが多いです。この時に撤去工事が必要かどうかも確認できます。
STEP2:撤去工事の日程を調整する
撤去工事が必要な場合は、工事日の調整連絡が来ます。引っ越しの退去日に合わせて工事日を設定しましょう。引っ越しシーズン(3〜4月)は混み合うので、早めに連絡するのがおすすめですね。
STEP3:工事当日(立ち合い)
工事業者が来て、光ケーブルの撤去と機器の回収を行います。30分〜1時間程度で完了します。
STEP4:機器の返送(工事なしの場合)
撤去工事が不要でONUだけ返す場合は、返送キットが送られてくるので、それにONUを入れて返送しましょう。返送期限(通常1ヶ月程度)を過ぎると機器損害金が請求されるから注意してください。
機器の返送期限を過ぎると、ONUで1万円前後、ホームゲートウェイで2万円前後の損害金が請求されます。返送キットが届いたら早めに返却しましょう。
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賃貸の場合の注意点
原状回復義務について
賃貸の場合、退去時に原状回復義務があります。光回線の設備を入居後に自分で引いた場合、大家さんや管理会社から撤去を求められることがあります。
ただし実際には、「そのまま残しておいてもいいですよ」と言ってもらえるケースも多いです。次の入居者がそのまま使える可能性もありますからね。退去前に管理会社に確認するのがベストです。
マンションの場合
マンションタイプの光回線は、共用部の設備は残したまま、自室内の機器だけ返送すればOKなケースがほとんどです。戸建てタイプのように大がかりな撤去工事は通常不要です。
参考:国土交通省 – 原状回復をめぐるトラブルとガイドライン

撤去費用を抑える3つの方法
方法①:乗り換え先の違約金負担キャンペーンを利用する
他の光回線に乗り換える場合、乗り換え先の回線が違約金や撤去費用を負担してくれるキャンペーンを実施していることがあります。ソフトバンク光やauひかりなどが代表的ですね。撤去費用も負担対象になるケースが多いので、乗り換え先を検討してみましょう。
方法②:光コラボ間の事業者変更を利用する
フレッツ光や光コラボ同士の乗り換えなら、事業者変更という手続きで設備をそのまま引き継げます。撤去工事も開通工事も不要で、切り替えるだけ。工事費も撤去費もかからない最もお得な方法です。
方法③:撤去工事をしない(残置する)
持ち家や、大家さんの許可が得られた場合は、設備を残しておくのが最も費用がかからない方法です。将来また光回線を引く時にも楽になります。
乗り換え先の違約金負担キャンペーンは申請が必要なケースが多いです。乗り換え前に必ず対象条件と申請方法を確認しておきましょう。撤去費用の領収書が必要になることもあるので、大切に保管してください。
解約時にかかるその他の費用
撤去工事費以外にも、解約時にかかる可能性のある費用を確認しておきましょう。
違約金(契約解除料)
契約期間内に解約すると違約金が発生します。記事執筆時点では、2022年7月以降の契約は月額料金1ヶ月分程度に制限されていますが、それ以前の契約は10,000〜20,000円程度かかる場合があります。
工事費の残債
工事費を分割払いにしていて、「実質無料」キャンペーンで月額から割引されていた場合、解約すると残りの工事費が一括請求されます。これが一番高額になるケースが多いです。
機器の未返送による損害金
ONUやルーターを期限内に返送しないと、機器損害金を請求されます。金額は数千円〜数万円。忘れずに返送しましょう。
撤去工事が必要かどうかのフローチャート
自分のケースで撤去工事が必要かどうか、以下の流れで確認してみてください。
- フレッツ光・光コラボを使っている? → 原則不要。ONUの返送のみでOK
- auひかり・NURO光を使っている? → 2022年7月以降の契約なら任意。それ以前は確認が必要
- 賃貸住まい? → 管理会社・大家さんに残置できるか確認
- 持ち家? → 残しておいてOK。将来再利用の可能性もありますよ

まとめ:撤去が必要かどうか、まず確認しましょう
光回線の撤去工事について、ポイントをまとめるとこうなります。
- フレッツ光・光コラボは撤去工事が原則不要(ONUの返送のみ)
- auひかり・NURO光は2022年7月以降の契約なら撤去は任意
- 賃貸の場合は大家さん・管理会社に要確認
- 撤去費用の負担を軽減するなら乗り換えキャンペーンの活用がおすすめ
- 光コラボ間の乗り換えなら事業者変更で撤去工事不要
撤去工事が不要なのに費用を払ってしまった…ということがないよう、解約前に必ず確認してからアクションを起こしましょう。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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