光回線の開通工事が決まったものの、「当日は何をすればいいの?」「ずっと家にいなきゃダメ?」と不安に思っている方は多いのではないでしょうか。結論から言うと、宅内工事がある場合は立ち会いが必要です。ただし、すでに光コンセントが設置されている場合など、立ち会いが不要になるケースもあります。
この記事では、光回線の工事で立ち会いが必要なケースと不要なケース、当日の具体的な流れや事前に準備しておくことを詳しく解説します。

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立ち会いが必要なケースと不要なケース
光回線の工事で立ち会いが必要かどうかは、工事内容によって決まります。
立ち会いが必要なケース
- 新規で光回線を引く場合:屋外からの引き込みと宅内配線の両方が必要
- 宅内に光コンセントがない場合:新たに光コンセントを設置する作業が必要
- 配線方式の変更が必要な場合:VDSL方式から光配線方式への切り替えなど
作業員が宅内に入って作業を行うため、契約者本人または代理人(家族など)の在宅が求められます。代理人の場合は成人であることが条件です。
立ち会いが不要なケース(無派遣工事)
- マンションに光コンセントがすでに設置されている場合:NTTの局内工事のみで開通できるため、作業員の訪問が不要
- 転用(フレッツ光→光コラボ)の場合:回線設備はそのまま使うため工事自体が不要
- 事業者変更(光コラボ同士の乗り換え)の場合:同様に工事不要
「無派遣工事」の場合は工事費が大幅に安くなります(2,200円程度)。作業員の訪問がなく、ONUやルーターが送られてくるので、自分で接続するだけでOKです。
工事当日の流れ
立ち会いが必要な場合の工事当日の流れを、ステップごとに解説します。
STEP1:作業員の到着
工事日の指定時間帯に作業員が到着します。多くの場合、「午前(9:00〜12:00)」「午後(13:00〜17:00)」のような時間帯指定になっており、正確な時間の指定はできないことが多いです。作業員が到着したら本人確認が行われ、工事内容の説明を受けます。
STEP2:屋外工事
戸建ての場合は、最寄りの電柱から自宅まで光ファイバーケーブルを引き込む作業が行われます。引き込みルートは主に以下の3パターンです。
- 電話線の配管を利用:最も一般的な方法
- エアコンのダクトを利用:配管が使えない場合の代替手段
- 壁に穴を開ける:上記の方法が使えない場合の最終手段
壁に穴を開ける場合は事前に確認されるので、賃貸の場合は大家さんの許可を取っておくことが重要です。
STEP3:宅内工事
室内に光コンセント(光アウトレット)を設置し、ONU(回線終端装置)を接続します。設置場所は契約者が指定できるため、事前に「ここに置きたい」という場所を決めておくとスムーズです。
STEP4:開通確認
ONUが正常に光信号を受信しているかどうか、作業員が確認します。開通確認が取れたら工事完了です。ここまでの所要時間は戸建てで1〜2時間、マンションで30分〜1時間程度です。
STEP5:Wi-Fiルーターの接続(自分で行う)
工事が終わった後、ONUにWi-Fiルーターを接続してインターネット設定を行います。この作業は作業員の担当範囲外のため、自分で行うのが一般的です。プロバイダから届いた接続情報をルーターに設定すれば完了です。

立ち会い時に聞かれること・やること
「立ち会い」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、実際にやることは非常にシンプルです。
聞かれること
- ONUの設置場所はどこにしますか?
- 光ケーブルの引き込みルートの確認(配管・ダクト・穴あけ)
- 壁に穴を開けてもよいですか?(必要な場合のみ)
やること
- 作業員を玄関で出迎える
- 設置場所・引き込みルートについて回答する
- 工事完了後に確認のサインをする
工事中はずっと見ている必要はありません。在宅さえしていれば、別の部屋で仕事や家事をしていても問題ないです。何か確認が必要な場合は作業員から声をかけてもらえます。
立ち会いできない場合の対処法
仕事や予定があって立ち会いが難しい場合の対処法を紹介します。
家族や同居人に代理をお願いする
契約者本人でなくても、成人の家族や同居人であれば代理での立ち会いが可能な場合がほとんどです。事前に回線事業者に確認しておきましょう。
工事日を変更する
立ち会いが難しい日程であれば、工事日の変更を依頼しましょう。工事日の前日までに連絡すれば変更できるのが一般的です。ただし、繁忙期は変更後の工事日が大幅に遅れる可能性があります。
管理会社に立ち会いを依頼する(マンション)
マンションによっては、管理会社やオーナーが工事の立ち会いに対応してくれるケースもあります。事前に相談してみましょう。
友人や知人への立ち会い代理は、回線事業者によって認められないケースがあります。代理人の範囲については事前に確認しておきましょう。
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工事前に準備しておくこと
工事当日をスムーズに進めるための事前準備をまとめます。
1. ONUの設置場所を決める
電源コンセントの近くで、Wi-Fiルーターを置く場所としても適切な場所を選びましょう。家の中心に近い場所だとWi-Fiの電波が家全体に届きやすくなります。
2. 工事周辺の片付け
作業員が壁面や配管にアクセスしやすいよう、設置場所の周辺にある家具やモノを事前に移動しておきましょう。
3. 賃貸なら大家さんの許可
穴あけが必要になる場合があるため、賃貸住宅では事前に管理会社や大家さんに光回線の工事を行う旨を伝えて許可を得ておきましょう。
4. Wi-Fiルーターの用意
工事完了後にすぐネットを使いたい場合は、Wi-Fiルーターを事前に用意しておきましょう。プロバイダからルーターのレンタルがある場合は、工事日までに届くよう手配しておくのがおすすめです。
戸建てとマンションで立ち会いはどう違う?
立ち会い工事の内容は、戸建てとマンションで若干異なります。それぞれの違いを把握しておきましょう。
戸建ての場合
戸建てでは屋外工事(電柱からの引き込み)と宅内工事(光コンセント設置)の両方が行われるため、工事時間が1〜2時間とやや長めです。引き込みルートの確認で作業員から相談を受けることがあるため、穴あけの可否や引き込み位置について事前に決めておくとスムーズです。
マンションの場合
マンションに光回線設備が導入済みの場合は、共用部から部屋までの配線工事のみで済むため、工事時間は30分〜1時間程度と比較的短いです。また光コンセントがすでに設置されているマンションでは、無派遣工事(立ち会い不要)で開通するケースもあります。
マンションで注意が必要なケース
古いマンションでは光回線設備が導入されていない、または配線方式がVDSL(電話回線を利用する方式)で速度が出にくいというケースがあります。建物の設備状況はマンションの管理会社に確認できるほか、NTTの公式サイトで提供エリア・配線方式を確認することもできます。
工事後にやっておきたいこと
工事が完了した後、快適にインターネットを使い始めるためにやっておくべきことを紹介します。
Wi-Fiルーターの接続と設定
ONUにWi-Fiルーターを接続し、プロバイダの接続情報を設定します。v6プラス対応のルーターなら接続情報の入力が不要で自動設定されるケースも多いです。接続できたら速度測定サイト(fast.comなど)で通信速度を確認しておきましょう。
Wi-Fiの電波範囲を確認する
ルーターから離れた部屋でも電波が届いているか確認しましょう。電波が弱い場合は中継機やメッシュWi-Fiの導入を検討してみてください。
セキュリティの確認
Wi-Fiのパスワード(暗号化キー)が初期設定のままの場合は、不正アクセスを防ぐためにパスワードを変更しておくことをおすすめします。暗号化方式はWPA3またはWPA2を選択しましょう。
工事のキャンセル・延期について
やむを得ない事情で工事のキャンセルや延期が必要になった場合の対応を確認しておきましょう。
キャンセルの場合
工事前であれば無料でキャンセルできるのが一般的です。ただし工事当日のキャンセルは、回線事業者によっては手数料が発生する可能性があるため、できるだけ早めに連絡しましょう。
延期の場合
工事日の前日までに連絡すれば延期は可能です。ただし繁忙期は次の空き枠がかなり先になる可能性があるため、延期はなるべく避けた方がよいでしょう。どうしても当日の予定が合わない場合は、家族に代理で立ち会ってもらうことも検討してみてください。
よくある質問(Q&A)
Q. 工事は何時間くらいかかりますか?
戸建てで1〜2時間、マンションで30分〜1時間が目安です。配管の状態や建物の構造によっては多少延びることもありますが、半日以上かかることはほとんどありません。
Q. 工事中に気をつけることはありますか?
ペットがいる場合は別の部屋に移動させておきましょう。作業員の出入りに驚いて脱走する可能性があります。また、小さなお子さんがいる場合も工事場所に近づかないよう注意してください。
Q. 工事当日に作業員が来ない場合はどうすればいいですか?
指定時間帯を過ぎても作業員が到着しない場合は、回線事業者の工事担当窓口に連絡しましょう。交通事情などで遅れることもまれにあります。
Q. 雨の日でも工事はできますか?
通常の雨であれば工事は行われます。ただし、台風や暴風雨など悪天候の場合は安全のため延期になることがあります。延期の場合は事業者から連絡が入ります。
光回線の工事に関する詳しい情報は、BIGLOBE光 工事の立ち会い解説やコミュファ光 工事内容の解説も参考になります。

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