光回線の乗り換えを調べていると「転用」「事業者変更」という言葉をよく目にしますが、この2つは似ているようで実は別の仕組みです。それぞれの違いを理解しておくことで、スムーズかつお得に乗り換えることができます。
この記事では、転用と事業者変更の違いを初心者にもわかりやすく解説し、手続きの流れやメリット・デメリットについても詳しく紹介します。

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転用と事業者変更の基本的な違い
転用とは?
転用とは、フレッツ光から光コラボレーション(光コラボ)に乗り換えることを指します。フレッツ光で使っている回線設備をそのまま利用するため、基本的に工事は不要です。
例えば、フレッツ光からドコモ光やソフトバンク光に切り替えるケースが「転用」にあたります。
事業者変更とは?
事業者変更とは、光コラボから別の光コラボに乗り換えることを指します。こちらも同じNTTの回線設備を利用するため、工事不要で切り替えが可能です。
例えば、ドコモ光からソフトバンク光に変更する場合や、ビッグローブ光からGMOとくとくBB光に変更する場合が「事業者変更」にあたります。
| 項目 | 転用 | 事業者変更 |
|---|---|---|
| 乗り換え元 | フレッツ光 | 光コラボ |
| 乗り換え先 | 光コラボ | 別の光コラボ |
| 工事 | 基本不要 | 基本不要 |
| 必要な番号 | 転用承諾番号 | 事業者変更承諾番号 |
| 旧回線の解約 | 自動(プロバイダは別途必要な場合あり) | 自動 |
「新規契約」との違いは?
転用・事業者変更とは別に、「新規契約」で光回線を契約するパターンもあります。これはNURO光やauひかりなど、NTTのフレッツ光回線を使わない独自回線に乗り換える場合に該当します。
新規契約の場合は新たに開通工事が必要で、費用もかかりますが、キャッシュバックや工事費無料キャンペーンが充実していることが多いのが特徴です。
転用の手続き方法
ステップ1:転用承諾番号を取得する
NTT東日本またはNTT西日本に連絡して「転用承諾番号」を取得します。WebサイトまたはNTTの電話窓口(NTT東日本:0120-140-202、NTT西日本:0120-553-104)から手続き可能です。
ステップ2:乗り換え先の光コラボに申し込む
取得した転用承諾番号を使って、乗り換え先の光コラボに申し込みます。転用承諾番号の有効期限は発行日から15日間なので、取得後は速やかに申し込みましょう。
ステップ3:切り替え完了
申し込みから1〜2週間程度で、自動的にフレッツ光から光コラボに切り替わります。インターネットが使えない期間はほとんどありません。
ステップ4:プロバイダの解約(必要な場合)
フレッツ光で別途契約していたプロバイダは、自動解約にならない場合があるため、自分で解約手続きを行う必要があります。忘れると二重課金になるので注意しましょう。

事業者変更の手続き方法
ステップ1:事業者変更承諾番号を取得する
現在契約中の光コラボ事業者に連絡して「事業者変更承諾番号」を取得します。Webまたは電話窓口から手続き可能で、有効期限は発行日から15日間です。
ステップ2:乗り換え先の光コラボに申し込む
事業者変更承諾番号を使って、新しい光コラボに申し込みます。
ステップ3:切り替え完了
申し込みから1〜2週間程度で切り替えが完了します。事業者変更の場合は、旧サービスが自動的に解約されるため、別途解約手続きは不要です。
事業者変更承諾番号を取得する際に、現在の光コラボ事業者から引き止めの提案を受けることがあります。割引やキャンペーンの提案内容によっては検討の余地がありますが、冷静に比較した上で判断しましょう。
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転用・事業者変更のメリット
- 工事不要で乗り換えられるため、手間と費用を抑えられる
- インターネットが使えない期間がほとんどない
- 電話番号をそのまま引き継げるケースが多い
- 乗り換え先のキャッシュバックや月額割引を受けられる
転用・事業者変更のデメリット
- NTT回線以外のサービス(NURO光、auひかりなど)には転用・事業者変更で切り替えられない
- 旧回線の違約金や工事費残債が発生する可能性がある
- プロバイダが変わることで速度が変わる場合がある
よくある質問
Q. フレッツ光からNURO光に変えるのは転用ですか?
いいえ、NURO光は独自回線を使用しているため、転用には該当しません。この場合は「新規契約」となり、開通工事が必要です。
Q. 光電話の番号は引き継げますか?
NTTで発番した電話番号であれば、転用・事業者変更の際に引き継げるケースが多いです。ただし、光コラボで新たに取得した番号は引き継げない場合があるため、事前に確認しましょう。
Q. 速度は変わりますか?
転用・事業者変更では同じNTTの回線設備を使うため、回線自体の最大速度は変わりません。ただし、プロバイダが変わることでIPv6(IPoE)への対応状況が変わり、実際の通信速度が改善される場合があります。

まとめ
転用は「フレッツ光→光コラボ」、事業者変更は「光コラボ→別の光コラボ」への乗り換えです。どちらも工事不要で手軽に乗り換えができ、承諾番号の取得→申し込みという簡単な手順で完了します。
独自回線(NURO光やauひかりなど)に乗り換える場合は新規契約が必要ですが、キャッシュバックなどの特典が充実しています。自分の現在の契約状況を確認して、最適な乗り換え方法を選びましょう。
参考リンク:事業者変更と転用の違い(@nifty光)、新規・転用・事業者変更の違い(BIGLOBE光)、事業者変更の流れ解説
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