「WiFiルーターって何年くらい使えるの?」「最近調子が悪いけど、買い替えたほうがいいのかな?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
ルーターは壊れるまで使い続けがちですが、実は明確な寿命があります。古いルーターを使い続けると速度が低下するだけでなく、セキュリティリスクも高まります。この記事では、WiFiルーターの寿命と買い替えのベストなタイミングについて詳しく解説します。

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WiFiルーターの寿命は「4〜6年」が目安
WiFiルーターの寿命は、大きく分けて3つの観点から考える必要があります。
1. 本体の物理的な寿命:4〜6年
ルーター内部のコンデンサや基板は、24時間365日稼働し続けることで徐々に劣化していきます。特に熱がこもりやすい場所に設置していると劣化が早まります。物理的な寿命は一般的に4年から6年程度です。
2. 通信規格の寿命:4〜5年
WiFiの通信規格は年々進化しています。記事執筆時点の最新規格はWiFi 7(802.11be)です。古い規格のルーターを使い続けると、最新デバイスの性能を活かしきれず、速度面で不利になります。
WiFi規格の変遷は以下の通りです。
- WiFi 4(802.11n):2009年〜 最大600Mbps → 完全に旧世代
- WiFi 5(802.11ac):2014年〜 最大6.9Gbps → 買い替え推奨
- WiFi 6(802.11ax):2020年〜 最大9.6Gbps → 現役で使用可能
- WiFi 6E(802.11ax拡張):2022年〜 6GHz帯追加 → 十分に現役
- WiFi 7(802.11be):最大46Gbps → 最新・最速
3. セキュリティの寿命:メーカーサポート次第
ルーターのファームウェアアップデートが終了すると、新たに発見された脆弱性が修正されなくなります。古いルーターを使い続けることで、外部からの不正アクセスリスクが高まります。
メーカーのサポート期間は製品によって異なりますが、発売から4年から5年でアップデートが終了するケースが大半です。IPA(情報処理推進機構)のルーター脆弱性に関する注意喚起もあわせて確認してください。

買い替えが必要な7つのサイン
サイン1:頻繁に接続が切れる
WiFiが突然切断され、ルーターを再起動しないと復帰しない状態が頻繁に発生する場合は、ルーター内部のハードウェアが劣化している可能性があります。
サイン2:速度が明らかに遅くなった
光回線の速度は変わっていないのに、WiFi経由だと極端に遅い場合は要注意です。有線接続で速度を測定し、有線では速いのにWiFiだけ遅い場合はルーターが原因と考えられます。
サイン3:接続台数が限界に近い
スマホ、PC、タブレット、スマートスピーカー、IoT家電など、WiFiに接続するデバイスは年々増えています。古いルーターは同時接続数の上限が低いため、デバイスが増えると不安定になることがあります。
サイン4:WiFi 5以前の規格にしか対応していない
記事執筆時点でWiFi 5(802.11ac)以前のルーターを使っている場合は、買い替えを強くおすすめします。最新のスマホやPCはWiFi 6やWiFi 7に対応しているため、ルーターが古いとその性能を活かせません。
サイン5:ルーターが異常に熱い
触ってみてかなり熱くなっている場合は、内部コンポーネントが劣化しているサインです。放熱がうまくいかないと故障リスクが高まり、性能も低下します。
サイン6:ファームウェアの更新が止まっている
メーカー公式サイトで最終ファームウェア更新日を確認してください。1年以上更新がなければ、セキュリティ的に危険な状態になっている可能性があります。
サイン7:セキュリティ規格がWPA2より古い
WEPやWPAにしか対応していないルーターは、すぐに買い替えてください。WPA2は最低限必要で、できればWPA3に対応したルーターを選ぶことをおすすめします。
ルーター選びのポイント
WiFi 7対応ルーターがおすすめ
記事執筆時点では、WiFi 7対応ルーターが各メーカーから出揃ってきています。WiFi 7は最大46Gbpsの理論速度に加え、MLO(マルチリンクオペレーション)という技術で複数の周波数帯を同時に使えるため、安定性が格段に向上しています。
ただし、WiFi 7のフル性能を活かすには対応デバイスが必要です。手持ちのデバイスがWiFi 6までしか対応していない場合はWiFi 6Eルーターでも十分です。WiFi 7ルーターには後方互換性があるため、WiFi 6デバイスも問題なく使用できます。
メッシュWiFi対応かどうか
2LDK以上の部屋や2階建ての家に住んでいる場合は、メッシュWiFi対応のルーターがおすすめです。サテライトユニットを追加することで、家中どこでも安定した電波を確保できます。
同時接続台数をチェック
家族で使う場合は、同時接続台数が多いモデルを選んでください。スマホ、PC、タブレット、ゲーム機、スマートホーム機器など、接続台数は意外と多くなります。実際に使うデバイス数の1.5倍から2倍の同時接続数があると安心です。

おすすめWiFiルーター
バッファロー WXR-11000XE12
WiFi 7対応のハイエンドモデルです。10Gbps WAN/LANポート搭載で、10ギガ回線にも対応します。メッシュWiFi(EasyMesh)にも対応しており、広い家でも安心です。実売価格は4万円前後です。
NEC Aterm WX7800T8
安定性に定評のあるNEC Atermシリーズです。WiFi 6E対応で、コストパフォーマンスに優れています。メッシュ中継にも対応しており、実売価格は1.5万円前後です。
TP-Link Archer BE900
WiFi 7対応で、デザインもスタイリッシュなモデルです。10ギガポート搭載で、ゲーミング用途にも最適です。USB 3.0ポートで簡易NAS機能も利用できます。
バッファロー公式のWiFi 7解説ページでは、WiFi 7の詳しい技術解説が確認できます。
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古いルーターの処分方法
買い替え後は、古いルーターを初期化してから処分してください。設定情報やパスワードが残ったまま廃棄するのはセキュリティ上問題があります。ルーター本体のリセットボタンを10秒程度長押しすれば初期化できます。
処分方法は、自治体のルールに従って小型家電として出すか、家電量販店のリサイクル回収を利用してください。まだ動作するものであればフリマアプリで売却するのも一つの方法です。
まとめ
WiFiルーターの寿命は4年から6年が目安です。接続が切れやすい、速度が遅い、ファームウェア更新が止まっているなどのサインが出たら、買い替えを検討してください。
記事執筆時点ではWiFi 7対応ルーターがベストですが、コスト重視であればWiFi 6Eでも十分に快適な環境を構築できます。おすすめルーターの詳細はWiFiルーターおすすめでも紹介しています。セキュリティの観点からも、古いルーターの長期使用は避けることをおすすめします。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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