テレワークが定着した現在、自宅のネット回線は仕事の生命線と言えます。
「自宅のWiFiが不安定でZoomが落ちた」「大事な会議中に画面がフリーズした」という経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。上司や取引先とのビデオ会議中に回線が落ちるのは、仕事の信用にも関わる一大事です。
この記事では、テレワークに最適なWiFi・ネット回線の選び方とおすすめのサービスを紹介します。在宅勤務を快適にこなすために、安定したネット環境を整えましょう。
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テレワークに必要な通信速度の目安
テレワークでよく使うツール別に必要な速度をまとめました。
ビデオ会議(Zoom・Teams・Google Meet)
- 1対1の通話:上下3Mbps以上
- グループ通話(HD画質):上下10Mbps以上
- 画面共有付き:上下15Mbps以上
- 推奨:上下30Mbps以上あると安心
その他の業務
- メール・チャット(Slack等):5Mbps以上
- クラウドストレージ(Google Drive等):10Mbps以上
- VPN接続:20Mbps以上(VPNは速度が落ちるので余裕が必要)
- 大容量ファイルのアップロード:上り速度50Mbps以上あると快適

ポイントは「上り速度」もそこそこ必要だということです。普段のネット利用では下り速度ばかり注目されますが、ビデオ会議は自分の映像を送信するため上り速度も重要です。最低でも上り20Mbps以上は確保しておきたいところです。
テレワークにおすすめのネット回線
おすすめ①:光回線(最も安定・最もおすすめ)
テレワークに一番おすすめなのは、やはり光回線です。速度・安定性・上り速度、すべてにおいて他の選択肢を上回ります。
光回線の中でも特におすすめなのは以下のサービスです。
- ドコモ光:ドコモユーザーならセット割でお得。v6プラス対応で安定
- NURO光:速度最速クラス。上り速度も高い
- auひかり:独自回線で安定。au・UQユーザー向け
- GMOとくとくBB光:縛りなしで安い。格安SIMユーザーにおすすめ
すでに光回線を引いている場合は、プロバイダや接続方式(IPv6対応かどうか)を見直すだけで改善することもあります。
おすすめ②:ホームルーター(工事不要で手軽)
光回線の工事ができない場合は、ホームルーターが次の候補です。引越し直後で光回線の工事が間に合わないときにも活用できます。
- ドコモ home 5G:安定性が高くテレワーク向き。ビデオ会議も問題なし
- WiMAX:au・UQユーザーならセット割あり
ホームルーターでもビデオ会議は普通にこなせますが、VPNを使う業務だと速度が足りないことがあります。また、夜間の速度低下は避けられないため、夜に仕事をする方は注意が必要です。
おすすめ③:テザリング・モバイルWiFi(サブ回線として)
メイン回線としてはおすすめしませんが、バックアップとしては用意しておきたいところです。光回線やホームルーターが万が一ダウンしたときの保険として、スマホのテザリングやモバイルWiFiを準備しておきましょう。
大事な会議の前にメイン回線の調子が悪いときに、バックアップ回線があると安心です。

テレワークのWiFi環境を整えるポイント
1. 仕事部屋のWiFi環境を最適化する
リビングにルーターがあって、仕事部屋が離れた場所にある場合、WiFiの電波が弱くなりがちです。対策としては以下の方法があります。
- 有線接続:デスクワークなら最強の選択。LANケーブルで直接つなぐだけ
- メッシュWiFi:仕事部屋にもユニットを設置して電波を確保
- 中継器:安く済ませたいならこれでもOK
- PLCアダプター:電力線を使ってネットを通す方法。LANケーブルを這わせたくない場合の選択肢
2. 5GHz帯で接続する
ビデオ会議中は5GHz帯のWiFiに接続しましょう。2.4GHz帯は電子レンジやBluetooth機器と干渉して不安定になりやすいです。特にキッチンの近くで仕事をしている方は要注意です。
3. 仕事中の帯域を確保する
家族が同じ時間帯にYouTubeやNetflixを見ていると、帯域を食い合ってビデオ会議の品質が落ちることがあります。対策としては以下の方法があります。
- QoS機能付きルーターで仕事の通信を優先設定にする
- 会議の時間帯だけ動画視聴を控えてもらう(家族の協力必須)
- 回線そのもののスペックを上げる
4. バックアップ回線を用意する
テレワークは「ネットが使えない=仕事ができない」です。メイン回線がダウンしたときの備えは必ず用意しておきましょう。
- スマホのテザリング(一番手軽)
- モバイルWiFiルーター
- カフェやコワーキングスペース(最終手段)

テレワーク中によくあるネット関連のトラブルと対処法
ビデオ会議が途切れる
原因の多くはWiFiの不安定さです。有線接続に切り替えるのが一番確実な対策です。WiFiのまま改善するなら、5GHz帯に変更する、ルーターの近くに移動する、他のデバイスのWiFiをオフにする、などを試してください。
VPNが遅い
VPN接続は暗号化処理で速度が落ちるのは避けられません。元の回線速度に余裕がないと、VPN越しの業務がストレスになります。光回線に切り替えるか、プロバイダをIPv6対応に変更するのが効果的です。
画面共有がカクつく
上り速度が不足していることが多いです。画面共有は意外とデータ量が多いため、上り速度をFast.comで計測してみてください。20Mbps以下であれば、回線の見直しを検討しましょう。
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テレワーク向けWiFiルーターの選び方
テレワーク用のルーターは、以下の機能があると便利です。
- WiFi 6以上対応:複数デバイスの同時接続に強い
- QoS機能:ビデオ会議の通信を優先できる
- デュアルバンド以上:5GHz帯で安定した接続
- 有線LANポート:有線接続用(ギガビット対応必須)
- VPNパススルー:会社のVPNを使う場合に必要
具体的なおすすめは、バッファロー WSR-3200AX4S(1万円以下でコスパ良し)やNEC Aterm WX5400HP(安定性重視)あたりです。
会社にネット回線の補助を申請しよう
テレワークのネット回線費用を会社が補助してくれる制度がある場合もあります。記事執筆時点で、多くの企業がテレワーク手当やインターネット回線補助を導入しています。
自分の会社にそういった制度がないか、人事部や総務部に確認してみましょう。月額数千円の補助が出るだけでも、光回線の月額料金をかなりカバーできます。

まとめ:テレワークの生命線はネット回線
テレワークにおけるネット回線選びのポイントをまとめます。
- 最優先:光回線の有線接続(安定性・速度ともに最強)
- 工事不可の場合:ドコモ home 5Gなどのホームルーター
- バックアップ:スマホテザリング or モバイルWiFiを必ず用意
- WiFi環境:5GHz帯接続、メッシュWiFi or 中継器で電波確保
テレワークの通信環境で困ったときは、Microsoft Teamsのネットワーク要件やZoomのシステム要件を確認して、自分の回線が基準を満たしているかチェックしてみてください。
ネット回線は在宅勤務の生命線です。少しの投資で仕事の効率と信用が大きく変わるため、妥協せずに選びましょう。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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