PS5でオンラインゲームをプレイしていると「回線が遅い」「ラグがひどい」と感じることはありませんか。PS5はWiFi 6(802.11ax)に対応した高性能ゲーム機ですが、WiFi設定を最適化することで通信速度や安定性をさらに引き上げることができます。
この記事では、PS5のWiFi接続の基本設定から、通信速度を上げるためのおすすめ設定、DNS変更やMTU調整など一歩踏み込んだテクニックまで、わかりやすく解説していきます。

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PS5のWiFi接続の基本設定手順
まずはPS5をWiFiに接続する基本的な手順を確認しましょう。
手順1:PS5のホーム画面から右上の「設定」(歯車アイコン)を選択します。
手順2:「ネットワーク」→「設定」→「インターネット接続を設定」の順に進みます。
手順3:利用可能なWiFiネットワーク(SSID)の一覧が表示されるので、お使いのルーターのSSIDを選択します。
手順4:WiFiのパスワード(暗号化キー)を入力して接続します。パスワードはルーター本体の側面や底面に記載されています。
手順5:「接続済み」と表示されれば設定完了です。
WiFiのSSIDが複数表示される場合は、「-5G」「-A」「-ac」などが末尾に付いた5GHz帯のSSIDを選びましょう。2.4GHz帯よりも高速で干渉に強いため、ゲームプレイに適しています。
PS5の通信速度を上げるおすすめ設定
基本接続ができたら、さらに通信速度と安定性を向上させるための設定を行いましょう。
おすすめ設定1:5GHz帯に固定接続する
PS5はWiFi 6対応で5GHz帯と2.4GHz帯の両方に接続できますが、ゲーム用途では5GHz帯に固定するのがおすすめです。5GHz帯は通信速度が速く、電子レンジやBluetooth機器との干渉を受けにくいという特徴があります。
ルーターのSSID一覧から5GHz帯のネットワークを手動で選択し、自動接続の設定をしておけば、毎回自動的に5GHz帯に接続されます。
おすすめ設定2:DNSサーバーを手動設定する
DNSサーバーを変更することで、ゲームサーバーへの接続レスポンスが改善される場合があります。以下の手順で設定します。
手順:「設定」→「ネットワーク」→「設定」→「インターネット接続を設定」→登録済みのネットワークを選択→「詳細設定」→「DNS設定」を「手動」に変更します。
おすすめのDNSサーバーは以下のとおりです。
Google Public DNS:プライマリ 8.8.8.8 / セカンダリ 8.8.4.4
Cloudflare DNS:プライマリ 1.1.1.1 / セカンダリ 1.0.0.1
どちらも無料で利用でき、応答速度に定評があります。設定後に通信テストを行い、速度が改善されたか確認してみましょう。
おすすめ設定3:MTU値を調整する
MTU(Maximum Transmission Unit)は、一度に送信できるデータの最大サイズを指定する値です。PS5のデフォルトは1500ですが、環境によっては1472や1454に変更することで通信効率が向上することがあります。
設定場所:「詳細設定」→「MTU」→「手動」で数値を入力します。
まずは1472で試してみて、速度テストの結果を比較するのがおすすめです。効果がなければデフォルトの1500に戻しましょう。
おすすめ設定4:IPアドレスを固定する
PS5に固定IPアドレスを設定すると、WiFi接続の安定性が向上する場合があります。自動取得(DHCP)ではIPアドレスが変わることがあり、それが接続切れの原因になることもあります。
設定場所:「詳細設定」→「IPアドレス設定」→「手動」で以下の値を入力します。
IPアドレス:192.168.1.XXX(XXXは他の機器と重複しない値。例:192.168.1.50)
サブネットマスク:255.255.255.0
デフォルトゲートウェイ:192.168.1.1(ルーターのIPアドレス)

PS5のWiFi環境をさらに快適にするポイント
ルーターの設置場所を見直す
PS5とルーターの距離はなるべく近づけましょう。理想的にはPS5とルーターが同じ部屋にある状態で、壁や床を挟まないのがベストです。ルーターは床置きではなく、1〜1.5mの高さに設置すると電波の届きが良くなります。
WiFi 6対応ルーターを使う
PS5はWiFi 6(802.11ax)に対応しているため、ルーター側もWiFi 6対応であればその性能をフルに発揮できます。WiFi 5以前のルーターを使っている場合は、買い替えを検討してみましょう。
ルーターのファームウェアを最新にする
ルーターのファームウェアが古いと、通信の安定性やセキュリティに影響が出ることがあります。メーカーの公式サイトで最新バージョンを確認し、アップデートしておきましょう。
他のデバイスの通信を制限する
ゲーム中は同じWiFiに接続している他のデバイス(スマートフォン、タブレット、PCなど)の通信をなるべく控えましょう。特に動画のストリーミングや大容量ファイルのダウンロードは帯域を大きく消費するため、PS5の通信に影響します。
有線LAN接続という選択肢
PS5でゲームの通信速度と安定性を追求するなら、WiFiよりも有線LAN接続が確実です。PS5背面にはLANポート(1000BASE-T)が搭載されており、Cat6以上のLANケーブルで直接ルーターに接続できます。
有線接続のメリットは以下のとおりです。
Ping値の安定:WiFiでは30〜60msだったPing値が、有線接続では5〜15msまで下がることがあります。
パケットロスの軽減:電波干渉がないため、データの欠損がほぼゼロになります。
ダウンロード速度の向上:ゲームのダウンロードやアップデートも高速になります。
ルーターとPS5が離れている場合は、フラットタイプのLANケーブル(壁沿いに配線しやすい)や、PLCアダプター(電気配線を利用した通信機器)を活用する方法もあります。

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PS5の通信速度をテストする方法
設定変更の効果を確認するために、PS5の通信速度テスト機能を活用しましょう。
手順:「設定」→「ネットワーク」→「接続状況」→「インターネット接続を診断」を選択します。
テスト結果にはダウンロード速度、アップロード速度が表示されます。オンラインゲームの快適な目安は以下のとおりです。
ダウンロード速度:50Mbps以上(ゲームのダウンロードも快適にしたい場合は100Mbps以上推奨)
アップロード速度:10Mbps以上
設定変更前と変更後で速度テストの結果を比較し、改善が見られた設定を採用しましょう。
PS5の速度テスト結果は測定タイミングによってばらつきがあります。正確な比較のためには、同じ時間帯に複数回測定して平均値を比較するのがおすすめです。
まとめ
PS5のWiFi設定を最適化するには、5GHz帯への接続、DNS変更、MTU調整、IPアドレスの固定が効果的です。これらの設定はPS5の「ネットワーク」メニューから簡単に行えます。
さらに通信速度と安定性を求めるなら、WiFi 6対応ルーターの導入やルーターの設置場所の見直し、可能であれば有線LAN接続への切り替えも検討してみてください。快適なネットワーク環境で、PS5のゲームを存分に楽しみましょう。
PS5のWiFi設定でよくある質問
Q. PS5はWiFi 6Eに対応している?
A. 記事執筆時点で販売されているPS5(通常モデル・デジタルエディション)はWiFi 6(802.11ax)に対応していますが、WiFi 6E(6GHz帯)には対応していません。WiFi 6Eルーターを使っていても、PS5は2.4GHz帯または5GHz帯での接続となります。
Q. PS5のWiFi接続が頻繁に切れる場合はどうすればいい?
A. まずルーターとPS5の距離を確認し、なるべく近づけてみましょう。それでも改善しない場合は、IPアドレスの固定設定やルーターのファームウェア更新を試してみてください。ルーターの省電力機能(エコモード)がWiFi接続を切断している場合もあるため、オフにすることで安定するケースもあります。
Q. NATタイプが3(厳格)になってしまう場合の対処法は?
A. NATタイプ3はオンラインマルチプレイに制限がかかる状態です。ルーターの設定画面でUPnP機能を有効にするか、PS5に固定IPアドレスを設定してポートフォワーディングを行うことで、NATタイプ2(モデレート)以上に改善できることがあります。
※本記事の情報は記事執筆時点のものです。PS5のシステムアップデートにより設定画面や項目名が変更される場合がありますので、最新情報はPlayStation公式サイトでご確認ください。
参考:PlayStationでインターネット接続を設定する方法(PlayStation公式) / PS5でおすすめのDNSは?設定方法や検証結果(ゲーム回線ラボ) / PS5の通信速度を上げる7つの方法(Wi-Fiの森)
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