結局どれが安い? 主要10社を料金順に比較しました

光回線を解約しようとしたら引き留められた…どうすればいい?
光回線を解約しようとサポートに電話したら、「今ならお安くできます」「もう少し使ってみませんか?」と引き留められた経験はないでしょうか。オペレーターも仕事なので引き留めること自体は普通のことですが、解約したいのにスムーズに手続きが進まないと困りますよね。
この記事では、光回線の解約時に引き留めにあったときの上手な断り方と心構えを解説します。ストレスなく解約手続きを完了させるためのコツを押さえていきましょう。


なぜ光回線の解約時に引き留められるのか
そもそもなぜオペレーターは引き留めてくるのでしょうか。その理由を知っておくと、冷静に対応しやすくなります。
解約阻止は業務の一環
コールセンターのオペレーターには「解約率を下げる」という目標が設定されていることが多いです。引き留めに成功すると評価が上がるため、割引提案やプラン変更の案内をしてくるのは、ごく普通の対応です。悪意があるわけではないことを理解しておきましょう。
よくある引き留めパターン
- 割引提案:「今なら月額○○円引きにできます」
- プラン変更の提案:「もっとお安いプランに変更できますよ」
- ポイント付与:「○○ポイントをプレゼントします」
- 解約理由の深掘り:「どういった点がご不満でしょうか?」と詳しく聞いてくる
- 解約時の費用を強調:「違約金が○○円発生しますがよろしいですか?」
これらはすべて想定の範囲内の対応なので、事前に心の準備をしておけば動揺せずに済みます。
引き留めを断るための5つのコツ
コツ1:解約理由を詳しく言わない
引き留めを最短で終わらせる方法は、理由を詳しく言わないことです。「速度が遅い」と言えば「速度改善の方法がありますよ」と返され、「料金が高い」と言えば「割引しますよ」と返されます。理由を言うほど、オペレーターに引き留めの糸口を与えてしまいます。
「解約の意思は変わりません。手続きを進めてください」とシンプルに伝えるのが効果的です。
コツ2:「引っ越し先にネットがある」と伝える
もし理由を聞かれて答えにくい場合は、「引っ越し先にインターネット環境が整っている」と伝えるのが有効です。物理的に回線が不要な状況では、オペレーターも引き留めようがありません。
コツ3:割引提案は冷静に判断する
引き留め時に提示される割引は、実際にお得なケースもあります。月額料金が大幅に下がるなら、検討する価値はあります。ただし、割引が適用されるのは一定期間だけのケースが多いので、期間終了後の料金も必ず確認しましょう。
こうした条件は口頭で聞いただけだと忘れてしまいがちです。契約書面や更新の案内をまとめて1か所に立てておくと、あとで「いつまで割引だったか」を確認したいときにすぐ取り出せます。
コツ4:「検討します」は言わない
「検討します」と言うと、後日また電話がかかってくる可能性があります。解約の意思が固まっているなら、その場で手続きを完了させましょう。
コツ5:電話以外の解約方法を確認する
最近はWebのマイページから解約手続きができる光回線も増えています。電話が苦手な方は、事前にWeb解約が可能かどうか確認してみましょう。電話でのやり取りを避けられれば、引き留めにあう心配もありません。


引き留めで提示される割引を受けるべきケース
引き留め=すべて断るべき、というわけではありません。場合によっては、提示される割引を受けたほうが得になることもあります。
受けるメリットがあるケース
- 乗り換え先がまだ決まっていない場合
- 提示された割引で、他社より明確に安くなる場合
- 現在の回線の速度や品質に不満がなく、料金だけがネックの場合
断るべきケース
- すでに乗り換え先を契約済みの場合
- 割引が短期間(3か月〜6か月)だけで、その後は元の料金に戻る場合
- 速度や品質に根本的な不満がある場合
引き留め割引を受ける場合は、割引期間・適用条件・終了後の料金を必ず確認しましょう。口頭の説明だけでなく、書面やメールで内容をもらっておくと安心です。
解約手続きの基本的な流れ
引き留めを断った後の解約手続きの流れも確認しておきましょう。
ステップ1:解約の連絡
電話またはWebのマイページから解約の申し込みをします。電話の場合は、契約者本人が連絡する必要があります。
ステップ2:解約日の確定
解約日は即日ではなく、月末締めになるケースが多いです。また、ほとんどの光回線では解約月の料金は日割りにならず、1か月分まるまる請求されるので、月初に解約しても月末に解約しても料金は同じです。
ステップ3:機器の返却
ONUやルーターなどのレンタル機器は、指定された方法で返却します。返却が遅れると機器損害金が発生することもあるので注意しましょう。
返却キットが届かず、自分で箱を用意して送るパターンもあります。輸送中に機器が破損すると弁償を求められることがあるため、緩衝材でひと巻きしてから箱に入れておくと安心です。
ステップ4:撤去工事(必要な場合)
建物や契約内容によっては撤去工事が必要になる場合があります。撤去工事が有料になるケースもあるので、解約時に確認しておきましょう。
解約前に確認しておくべきこと
解約手続きを始める前に、以下の点を必ず確認しておきましょう。
- 更新月かどうか:更新月以外に解約すると違約金が発生する場合がある(ただし、電気通信事業法改正により違約金の上限は月額料金1か月分相当になっている)
- 工事費の残債:工事費を分割払い中の場合、残債が一括請求されることがある
- プロバイダの解約:光回線とプロバイダが別契約の場合、両方の解約手続きが必要
- メールアドレス:プロバイダ発行のメールアドレスが使えなくなるため、事前に別のアドレスへ変更しておく
乗り換え先の光回線が開通してから旧回線を解約するのが理想的です。先に解約してしまうと、新回線の開通まで(1〜2か月かかることもある)インターネットが使えない期間が生じてしまいます。
乗り換え先が光コラボ同士なら「事業者変更」にあたり、工事なしで切り替わるため、この空白期間はほとんど発生しません。承諾番号を取得して申し込むだけで、切り替え日に自動で移行します。
違約金が残っている場合は、それを負担してくれるサービスを選ぶと負担が消えます。ソフトバンク光の「あんしん乗り換えキャンペーン」は、他社の違約金・撤去工事費を最大10万円まで負担する内容です。月額は1ギガで戸建て5,720円・マンション4,180円(税込・2026年12月1日から一律330円改定)となっています。



「もう更新月に縛られたくない」という理由での解約なら、契約期間の縛りがなく解約違約金が0円のGMOとくとくBB光を選べば、次の更新月を気にする必要がなくなります。



事業者別の解約方法と引き留め傾向
事業者によって解約方法や引き留めの傾向は異なります。主要な光回線サービスの状況を把握しておくと、心構えができるでしょう。
ドコモ光の場合
電話(0120-800-000)またはドコモショップで解約手続きが可能です。電話の場合、本人確認の後にオペレーターからプラン変更や割引の提案がある場合があります。「ドコモの携帯を使っているならセット割がもったいない」という話をされることが多いですが、乗り換え先でもセット割があるなら特に影響はありません。
ソフトバンク光の場合
電話(0800-111-6710)で解約手続きが必要です。ソフトバンク光は引き留めが比較的しっかりしている印象があります。割引提案が出てくることもありますが、前述の断り方のコツを使えば問題ありません。なお、My SoftBankからの解約手続きには対応していないサービスもあるため、電話が必要になるケースがあります。
auひかりの場合
プロバイダ経由で解約手続きを行います。たとえばプロバイダがSo-netならSo-netに、@niftyなら@niftyに連絡します。光回線本体とプロバイダの両方を解約する必要があるので、片方だけ解約して料金が発生し続けるミスに注意しましょう。
NURO光の場合
NUROマイページまたは電話(0120-65-3810)で解約可能です。マイページからの手続きなら、引き留めの電話対応が不要なので、電話が苦手な方にはおすすめです。
引き留め時に使える「断り文句」テンプレート
いざ電話で引き留められたとき、焦らないように「断り文句」をいくつか用意しておくと安心です。
シンプルに断る場合
「ありがとうございます。ただ、解約の意思は変わりませんので、手続きを進めていただけますか」
理由を聞かれた場合
「個人的な事情です。特に回線に不満があるわけではないのですが、解約をお願いします」
割引を提案された場合
「お気持ちはありがたいのですが、すでに決めていますので大丈夫です。解約手続きをお願いします」
しつこく引き留められた場合
「何度もお話いただいていますが、解約の意思は固まっています。これ以上の勧誘は結構ですので、手続きをお願いします」
これらのフレーズを手元にメモしておき、電話の前に一度読み返しておくと、スムーズに対応できるでしょう。
よくある質問
Q. 解約を断られることはあるの?
法律上、利用者が解約を申し出た場合、事業者は解約を拒否できません。引き留めはあっても、最終的には解約手続きに応じてもらえます。万が一対応してもらえない場合は、総務省 電気通信消費者相談センターに相談しましょう。
Q. 引き留めの電話は何分くらいかかる?
引き留めに付き合うと30分以上かかることもあります。「解約の意思は変わりません」と早い段階で明確に伝えれば、10〜15分程度で完了することが多いです。
Q. 解約後に再契約はできる?
一度解約しても、再度同じ光回線に新規契約することは可能です。ただし、新規契約扱いになるため、工事費が再度発生する可能性があります。
Q. 電話がなかなかつながらないときはどうすればいい?
光回線のサポート電話は混雑しやすく、特に月末や月初、昼休み時間帯はつながりにくいです。平日の午前中や14時〜16時頃が比較的つながりやすい傾向にあります。また、一部の事業者ではコールバック予約やチャットサポートに対応しているので、それらの方法も活用してみましょう。
Q. 解約したいのに電話以外の方法がない場合は?
電話でしか解約できない事業者も存在します。その場合は時間に余裕のある日に電話し、前述の断り文句を準備して臨みましょう。録音アプリで通話を記録しておくのも、いざというときの証拠になります(相手に録音の旨を伝えるとより丁寧です)。


まとめ
光回線の解約時に引き留められるのは、ごく普通のことです。事前にどんな引き留めパターンがあるかを知っておけば、落ち着いて対応できます。
ポイントは、理由を言いすぎない・意思を明確に伝える・「検討します」と言わないの3つです。これだけ押さえておけば、スムーズに解約手続きを完了できるはずです。
解約手順の詳細は光回線の解約方法・手順を完全ガイドを、違約金を抑える方法については光回線の解約金を徹底比較をチェックしてみてください。また、解約前に更新月を確認する方法はネットえらびナビの更新月確認ガイドも参考になります。



