「ルーターから離れた部屋だとWiFiが全然入らない……」この悩み、中継器で解決できるかもしれません。WiFiの電波が弱い部屋の改善策もあわせて参考にしてみてください。
WiFi中継器は、ルーターの電波を受信して再発信してくれるデバイスです。コンセントに挿すだけで使えるものが多く、手軽にWiFiの範囲を広げられるのが魅力です。
ただし、「どれを選べばいいのか」「どこに設置すればいいのか」という疑問も多いはずです。この記事では、おすすめのWiFi中継器と効果的な設置方法を解説します。
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WiFi中継器の基本的な仕組み
WiFi中継器は、親機(ルーター)の電波を受信して、それを再度WiFiとして飛ばす装置です。イメージとしては「電波のリレー」です。
親機のWiFiが届く範囲に中継器を設置することで、WiFiのカバーエリアを拡張できます。1台あたり数千円で買えるため、メッシュWiFiより圧倒的にコストが安いのが最大のメリットです。
中継器のメリット
- 安い(3,000〜10,000円程度)
- 設置が簡単(コンセントに挿すだけ)
- 既存のルーターと組み合わせて使える
中継器のデメリット
- 速度が半減しやすい(デュアルバンド中継の場合)
- 親機と中継器でSSIDが分かれることがある
- 移動時に接続が切り替わらないことがある

WiFi中継器の選び方
1. 対応規格を確認する
中継器の対応規格は、親機(ルーター)と同じかそれ以上のものを選んでください。WiFi 6対応のルーターを使っているなら、中継器もWiFi 6対応を選ぶのがベストです。
2. デュアルバンド対応は必須
2.4GHzと5GHzの両方に対応したデュアルバンドモデルを選んでください。さらに「デュアルバンド同時接続」に対応していると、受信と送信で別のバンドを使えるため速度低下が少なくなります。
3. EasyMesh / ローミング対応
EasyMesh対応の中継器なら、メッシュWiFiに近い使い勝手が得られます。親機と中継器のSSIDが統一されて、移動時もシームレスに接続先が切り替わります。記事執筆時点ではEasyMesh対応製品が増えてきているため、対応モデルを選ぶのがおすすめです。
4. コンセント直挿し vs 据え置き
- コンセント直挿しタイプ:場所を取りません。廊下やリビングの隅に設置しやすいです
- 据え置きタイプ:サイズが大きい分、アンテナ性能が高いことが多いです。広い家向けです
おすすめWiFi中継器
おすすめ①:バッファロー WEX-1800AX4EA
- 規格:WiFi 6(デュアルバンド)
- 最大速度:1201Mbps(5GHz)+ 573Mbps(2.4GHz)
- タイプ:コンセント直挿し
- EasyMesh:対応
- 価格帯:6,000〜8,000円
バッファローのWiFi 6対応中継器で、EasyMesh対応が大きなポイントです。バッファローのEasyMesh対応ルーターと組み合わせれば、メッシュWiFiと同じようにSSIDが統一されてシームレスに使えます。
コンセント直挿しでコンパクトなため設置場所にも困りません。有線LANポートも付いているため、テレビやゲーム機を有線接続することもできます。

おすすめ②:TP-Link RE700X
- 規格:WiFi 6(デュアルバンド)
- 最大速度:2402Mbps(5GHz)+ 574Mbps(2.4GHz)
- タイプ:コンセント直挿し
- EasyMesh:対応
- 価格帯:7,000〜9,000円
TP-LinkのWiFi 6対応中継器です。5GHz帯の最大速度が2402Mbpsと高速で、OneMesh(TP-Link独自のメッシュ機能)にも対応しています。TP-Linkのルーターを使っている方なら、シームレスなメッシュ環境を構築できます。
EasyMeshにも対応しているため、他社のEasyMesh対応ルーターとも組み合わせ可能です。ギガビットLANポートも搭載しています。
おすすめ③:NEC Aterm W1200EX
- 規格:WiFi 5(デュアルバンド)
- 最大速度:867Mbps(5GHz)+ 300Mbps(2.4GHz)
- タイプ:コンセント直挿し
- 価格帯:4,000〜5,000円
コスパ重視ならNECのこのモデルです。WiFi 5のため最新規格ではありませんが、一般的な用途には十分な性能があります。価格が安いため、「とりあえずWiFiの範囲を広げたい」という方の入門機としておすすめです。NEC製は安定性に定評があり、設定も簡単です。
おすすめ④:バッファロー WEX-5400AX6
- 規格:WiFi 6(トライバンド機能付き)
- 最大速度:2401Mbps(5GHz)+ 2401Mbps(5GHz)+ 573Mbps(2.4GHz)
- タイプ:据え置き
- EasyMesh:対応
- 価格帯:12,000〜15,000円
中継器のハイエンドモデルです。5GHz帯を2つ持っており、1つを親機との通信専用に使えるため、中継による速度低下がかなり抑えられます。据え置きタイプで外部アンテナ付きのため、電波の到達範囲も広いです。
価格は中継器としては高めですが、メッシュWiFiを買うより安くすみます。中継器の性能を重視したい方向けです。
おすすめ⑤:TP-Link RE330
- 規格:WiFi 5(デュアルバンド)
- 最大速度:867Mbps(5GHz)+ 300Mbps(2.4GHz)
- タイプ:コンセント直挿し
- 価格帯:3,000〜4,000円
とにかく安い中継器が欲しいならこちらです。3,000円台で買えて、設定もTP-Linkアプリから簡単にできます。WiFi 5ですが、Web閲覧やSNS程度の用途なら問題ありません。お試し感覚で導入するにはちょうどいいモデルです。

中継器の効果的な設置場所
中継器の性能を最大限に引き出すには、設置場所が非常に重要です。
ベストな設置場所
ルーターとWiFiが届きにくい部屋の「中間地点」に設置するのがベストです。具体的には、ルーターの電波がギリギリ強く届く位置です。
よくある間違いは、WiFiが届かない部屋に中継器を置くことです。中継器は「ルーターの電波を受信して再発信する」仕組みのため、ルーターの電波が弱い場所に置くと中継する電波も弱くなります。廊下のコンセントに設置するのがうまくいくケースが多いです。
設置の目安
- ルーターから中継器まで:見通しで10〜15m以内が理想
- 壁は1〜2枚まで:壁が3枚以上あると電波がかなり減衰します
- 高さ:床から1m以上の位置が望ましいです
電波強度インジケーターを活用
多くの中継器にはLEDの電波強度インジケーターが付いています。設置場所を変えながらインジケーターを確認して、最適な場所を見つけてください。
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中継器とメッシュWiFi、どっちを選ぶ?
中継器が向いている人
- 予算を抑えたい(5,000〜10,000円で済む)
- WiFiが届かない部屋が1〜2部屋だけ
- 既存のルーターを活かしたい
- そこまでの速度は求めない
メッシュWiFiが向いている人
- 家全体をカバーしたい
- 家族が多い・接続台数が多い
- 移動しながらでもシームレスに使いたい
- 速度を重視する

よくあるトラブルと対処法
中継器を設置したのに速度が遅い
設置場所が遠すぎるか、中継器の規格がルーターに比べて低い可能性があります。設置場所を親機に近づけてみるか、より高性能な中継器への変更を検討してください。
中継器のSSIDに自動で切り替わらない
EasyMesh非対応の場合によくある問題です。手動でSSIDを切り替える必要があります。これが面倒な場合は、EasyMesh対応モデルへの買い替えを検討してください。
中継器がネットにつながらない
中継器の再起動を試してから、親機との接続設定を再度行ってみてください。それでも解決しない場合は、ファームウェアの更新を確認してください。
まとめ:手軽にWiFi範囲を広げたいなら中継器がコスパ最強
WiFi中継器は、メッシュWiFiほどの性能はありませんが、コスパは抜群です。5,000円前後で「WiFiが届かない問題」を解決できるのは大きなメリットです。
おすすめをまとめると以下のとおりです。
- 迷ったらこれ:バッファロー WEX-1800AX4EA(EasyMesh対応で安定)
- 速度重視:TP-Link RE700X(5GHz帯が高速)
- コスパ最優先:TP-Link RE330(3,000円台)
- ハイエンド:バッファロー WEX-5400AX6(速度低下最小限)
設置場所は「ルーターとWiFiが届かない部屋の中間」が鉄則です。各製品の詳しいスペックや口コミは価格.comのWiFi中継器カテゴリでチェックしてみてください。
WiFi環境の改善方法については、バッファロー公式の中継器活用ガイドも参考になります。
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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