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光回線のDNS設定を変えると速くなる?おすすめDNSと設定方法

光回線比較・おすすめ

「光回線のDNS設定を変えるとネットが速くなるらしい」と聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。

結論から言うと、DNS設定の変更で体感速度が改善されるケースは確かにあります。ただし万能ではなく、効果が出る場合と出ない場合があります。

この記事では、DNSの仕組みから、おすすめのパブリックDNS、具体的な設定方法まで詳しく解説します。

そもそもDNSとは?

DNS(Domain Name System)は、簡単に言うと「インターネットの電話帳」のようなものです。

ブラウザに「google.com」と入力すると、DNSサーバーがそのドメイン名を「142.250.xxx.xxx」のようなIPアドレスに変換してくれます。この変換作業がないとWebサイトにアクセスできません。

通常はプロバイダが提供するDNSサーバーが自動的に使われていますが、これを別のDNSサーバーに変更することで、名前解決(ドメイン名→IPアドレスの変換)が速くなる可能性があります。

ナビ助
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DNSは「このサイトのアドレスどこ?」って聞く窓口みたいなものだよ。窓口が速いとページが早く表示されるんだ!

DNS設定を変えると何が速くなるのか

速くなるもの

  • Webサイトの表示開始までの時間:DNSの応答が速くなれば、ページが表示され始めるまでの待ち時間が短縮される
  • 新しいサイトへのアクセス速度:初めてアクセスするサイトほどDNSの応答速度の影響を受ける

変わらないもの

  • ダウンロード速度(回線速度)そのもの:DNS設定を変えても100Mbpsが500Mbpsになることはない
  • 動画のバッファリング速度:ストリーミングの速度はDNSとは無関係
  • オンラインゲームのPing値:Ping値はDNSではなくサーバーまでの経路で決まる

つまり、DNS変更で改善されるのは主に「ページの読み込み開始が速くなる」という部分です。回線速度そのものが上がるわけではないため、過度な期待は禁物です。体感としては「少しサクサクになったかな?」くらいの差と考えてください。

おすすめのパブリックDNS

おすすめ① Google Public DNS

  • プライマリ:8.8.8.8
  • セカンダリ:8.8.4.4

世界で最も利用者が多いパブリックDNSです。Googleが運営しているため信頼性が高く、応答速度も安定しています。迷ったらこれを設定しておけば問題ありません。

おすすめ② Cloudflare DNS

  • プライマリ:1.1.1.1
  • セカンダリ:1.0.0.1

応答速度の速さでは世界トップクラスです。プライバシー保護にも力を入れており、ログを24時間以内に削除するポリシーを掲げています。速度重視ならCloudflare DNSがおすすめです。

ナビ助
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迷ったらGoogle DNS、速度重視ならCloudflare DNS。どっちも信頼性バッチリだよ!

おすすめ③ Quad9

  • プライマリ:9.9.9.9
  • セカンダリ:149.112.112.112

セキュリティ重視のDNSです。フィッシングサイトやマルウェア配布サイトへのアクセスを自動的にブロックしてくれる機能があります。安全性を重視したい方におすすめです。

おすすめ④ OpenDNS

  • プライマリ:208.67.222.222
  • セカンダリ:208.67.220.220

Ciscoが運営するDNSです。フィッシング対策機能に加えて、フィルタリング設定をカスタマイズできるのが特徴です。お子さんがいる家庭にも便利です。

DNS設定の変更方法

Windows 11での設定方法

  1. 設定→ネットワークとインターネット→WiFi(または有線LAN)
  2. 接続中のネットワークをクリック
  3. 「DNS サーバーの割り当て」の横の「編集」をクリック
  4. 「手動」に変更
  5. IPv4をオンにして、優先DNSに「1.1.1.1」、代替DNSに「1.0.0.1」を入力
  6. 保存をクリック

Macでの設定方法

  1. システム設定→ネットワーク
  2. 接続中のネットワーク(WiFiまたはEthernet)を選択
  3. 「詳細」→「DNS」タブ
  4. 「+」ボタンで「1.1.1.1」と「1.0.0.1」を追加
  5. OKをクリックして適用

ルーターで一括設定する方法

ルーター側でDNSを変更すれば、接続する全デバイスに適用されます。デバイスごとに設定する手間が省けるため、こちらのほうが楽です。

  1. ブラウザでルーターの管理画面にアクセス(通常は192.168.1.1や192.168.0.1)
  2. 管理者でログイン
  3. WAN設定やインターネット設定の中にある「DNS設定」を探す
  4. プライマリDNSとセカンダリDNSを手動で入力
  5. 設定を保存してルーターを再起動

ルーターの管理画面の開き方がわからない場合は、バッファローなど各メーカーのサポートページを参考にしてください。

ナビ助
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ルーター側で設定するのが一番手っ取り早いよ。全デバイスに一括で適用できるからね!

スマホ(iPhone)での設定方法

  1. 設定→WiFi
  2. 接続中のネットワークの「i」マークをタップ
  3. 「DNSを構成」をタップ
  4. 「手動」に変更
  5. 既存のDNSを削除して、「1.1.1.1」と「1.0.0.1」を追加
  6. 保存

スマホ(Android)での設定方法

  1. 設定→ネットワークとインターネット→プライベートDNS
  2. 「プライベートDNSプロバイダのホスト名」を選択
  3. 「1dot1dot1dot1.cloudflare-dns.com」と入力(Cloudflareの場合)
  4. 保存

Androidの場合は、WiFi個別の設定ではなく「プライベートDNS」の設定で一括変更するのが手軽です。

DNS変更の効果を確認する方法

DNS設定を変えた後、本当に効果があったか確認するには、DNS Benchmarkなどのツールを使うと便利です。

  • DNS Benchmark(Windows):複数のDNSサーバーの応答速度を比較できるフリーソフト
  • namebench(Mac/Linux):Googleが開発したDNSベンチマークツール
  • dnsperf.com:Webブラウザから使えるDNS速度テスト

変更前と変更後で、DNSPerfのようなサイトで比較してみると違いがわかりやすいです。

DNS設定変更の注意点

IPv6のDNSも設定する

IPv6を使っている場合は、IPv6用のDNSアドレスも設定しないと効果が半減します。

  • Google DNS(IPv6):2001:4860:4860::8888 / 2001:4860:4860::8844
  • Cloudflare DNS(IPv6):2606:4700:4700::1111 / 2606:4700:4700::1001

元に戻せるようにしておく

DNS設定を変えて逆に遅くなったり、特定のサイトにアクセスできなくなったりした場合に備えて、元の設定をメモしておくか、「自動」に戻せるようにしておきましょう。

プロバイダ独自サービスが使えなくなることがある

プロバイダのDNSを使わなくなると、プロバイダが提供するセキュリティフィルタリングや迷惑サイトブロック機能が無効になることがあります。気になる場合はQuad9のようなセキュリティ機能付きDNSを選ぶとよいでしょう。

注意

DNS設定を変更する前に、現在の設定をメモしておくか、スクリーンショットを撮っておくことをおすすめします。万が一問題が起きた場合にすぐ元に戻せます。

DNSよりも効果的な速度改善方法

DNS設定変更で速度改善を感じなかった場合は、以下の方法を試してみてください。

  • IPv6(IPoE接続)を有効にする:夜間の混雑時の速度改善に効果大
  • WiFiルーターを最新のものに買い替える:WiFi 6対応ルーターにするだけで速度向上の可能性あり
  • 有線接続にする:安定性が格段に向上
  • 回線自体を見直す:VDSL方式のマンションなどは、ホームルーターのほうが速いことも

DNS変更はあくまで小技の一つです。根本的な速度改善には回線や機器の見直しが必要なこともあります。速度改善の方法はみんなのネット回線速度の改善策ページなども参考になります。

まとめ

光回線のDNS設定変更についてまとめると以下のとおりです。

  • DNS変更で改善されるのはページ表示開始の速さであり、回線速度そのものではない
  • おすすめはCloudflare DNS(1.1.1.1)Google DNS(8.8.8.8)
  • ルーター側で設定すれば全デバイスに一括適用できて楽
  • 効果がなければ元に戻せばよいため、試してみる価値はある
ポイント

設定自体は5分もかかりません。「ネットの表示が遅いな」と感じている方は、気軽に試してみてください。効果がなければ元に戻すだけです。

※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

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