「親にインターネットを使わせたいけど、どの回線がいいんだろう?」「おじいちゃん・おばあちゃんでも使える光回線ってある?」
シニア世代のインターネット利用率は年々上がっていて、記事執筆時点では70代でも半数以上がネットを利用しています。孫とビデオ通話したり、YouTubeで趣味の動画を観たり、ネットショッピングを楽しんだり。でも「設定が難しそう」「トラブルが起きたら対応できない」という不安はありますよね。
この記事では、シニア世代に向いている光回線の選び方と、遠方に住む親のために子供がしておくべき設定について解説していきます。

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シニア向け光回線を選ぶ4つのポイント
ポイント①:サポート体制が手厚いこと
最も重要なのがこれ。ネットに不慣れなシニア世代にとって、電話サポートが充実していることは絶対条件です。チャットサポートやWebの問い合わせフォームだけだと、そもそもサポートにたどり着けない可能性があります。
特に対面で相談できる実店舗があるかどうかが大きな分かれ目になります。ドコモショップやソフトバンクショップなど、大手キャリアの店舗なら光回線のことも相談できます。
ポイント②:訪問サポートがあること
初期設定やトラブル時に自宅に来て対応してくれる訪問サポートがあると非常に心強いです。無料で1回訪問サポートが付くプランもあるので、要チェックですね。
遠方に住んでいて直接サポートに行けない場合、訪問サポートは特にありがたいサービスです。
ポイント③:月額料金がシンプルでわかりやすいこと
「最初の○ヶ月は割引で、その後は通常料金に戻って、キャッシュバックは△ヶ月後に申請して…」みたいな複雑な料金体系は混乱の元です。月額料金がわかりやすく、余計なオプションがつかない回線がベストですね。
ポイント④:長期利用を前提に選ぶ
シニア世代は一度契約したら長く使うことが多いですよね。頻繁に乗り換えることは考えにくいので、月額料金の安さよりも安定性とサポートの質を重視しましょう。
シニア向け光回線選びの優先順位は「サポートの手厚さ > 安定性 > 料金の安さ」。料金だけで選ぶと、トラブル時に困ることになりかねません。
シニアにおすすめの光回線5選
おすすめ①:ドコモ光
- 月額:戸建て5,720円 / マンション4,400円
- ドコモスマホのセット割あり(月1,100円割引)
- サポート:ドコモショップで対面サポート可能
- 訪問サポート:有料で利用可能
シニア世代はドコモのスマホを使っている人が多いです。ドコモショップで対面サポートが受けられるのが最大のメリットです。「わからないことがあったらドコモショップに行けばいい」という安心感は大きいですよね。ネットの設定だけでなく、スマホの使い方も一緒に聞けるのがうれしいポイントですね。
おすすめ②:ソフトバンク光
- 月額:戸建て5,720円 / マンション4,180円
- ソフトバンク/ワイモバイルのセット割あり
- サポート:ソフトバンクショップで対面サポート
- 訪問サポート:初回無料キャンペーンあり(時期による)
ワイモバイルを使っているシニアも多いですよね。ソフトバンク光ならセット割でお得になります。開通時の訪問サポートが無料になるキャンペーンを実施していることもあるので、申し込み時に確認してみましょう。
おすすめ③:auひかり
- 月額:戸建て5,610円 / マンション4,180円〜
- au/UQモバイルのセット割あり
- サポート:auショップで対面サポート
- かけつけ設定サポート:有料で自宅訪問
auやUQモバイルを使っているシニアにおすすめです。独自回線で速度が安定しているのもいいですね。ただし提供エリアが限られているので、まずはエリア確認をしておきましょう。

おすすめ④:ビッグローブ光
- 月額:戸建て5,478円 / マンション4,378円
- au/UQモバイルのセット割あり
- サポート:電話サポート充実
- 訪問サポート:有料で利用可能
ビッグローブは電話サポートの評判が比較的良いプロバイダです。IPv6にも対応していて速度も安定しています。au/UQモバイルとのセット割も使えます。
おすすめ⑤:フレッツ光+プロバイダ
- 月額:戸建て6,000〜7,000円程度(プロバイダ料込み)
- NTTの電話サポート
- 訪問サポート:有料で利用可能
光コラボより月額は高くなりますが、NTTのサポートが直接受けられるメリットがあります。「NTT」というブランドに安心感を覚えるシニアも多いですよね。長年NTTの固定電話を使っている人なら、ひかり電話への切り替えもスムーズです。
参考:ドコモ光 公式サイト
シニアには不向きな選択肢
逆に、シニア世代にはおすすめしにくい選択肢も知っておきましょう。
格安光回線(enひかり・おてがる光など)
月額料金は安いですが、サポートが電話やメールのみで薄い傾向があります。店舗でのサポートもないので、トラブル時に自力で解決する必要があります。ネットに慣れている人向けの選択肢ですね。
ホームルーター
「工事不要で手軽」というメリットはありますが、速度が不安定なのがネックです。シニアにとって「ネットが遅い・つながらない」は大きなストレスになるし、トラブルの原因にもなります。一度設置すれば安定して使える光回線の方が向いています。
格安回線は月額が安い分、サポートが薄い傾向があります。シニアの方には「安さ」より「サポートの手厚さ」を優先して選ぶのがおすすめですね。
遠方に住む親のためにやっておくべき設定
離れて暮らす親のネット環境を整えてあげる場合、以下のことをやっておくと後々のトラブルがぐっと減ります。
WiFi接続を最初に設定しておく
スマホ、タブレット、テレビなど、使うデバイスのWiFi接続はすべて初回に設定しておきましょう。SSIDとパスワードを大きな文字で紙に書いて、ルーターの近くに貼っておくと、新しいデバイスを追加する時にも安心です。
リモートサポートアプリを入れておく
TeamViewerやChrome リモートデスクトップなどのリモートアクセスアプリを設定しておけば、離れた場所からでも親のパソコンやスマホを操作してサポートできます。「画面のここをタップして」と電話で説明するより断然楽です。
セキュリティ対策を万全にする
シニアはフィッシング詐欺やワンクリック詐欺のターゲットになりやすいです。以下の対策をしておきましょう。
- ブラウザのセキュリティ設定を強化
- 迷惑メールフィルターの設定
- 「怪しいメールのリンクは絶対クリックしない」ことを繰り返し伝える
- OSとアプリの自動アップデートを有効にする

ルーターの管理者パスワードを控えておく
ルーターの管理者パスワードを変更した場合は、自分(子供側)が把握しておくことが大切です。リモートでサポートする際に必要になることがあります。
プロバイダの契約情報を整理しておく
回線事業者名、プロバイダ名、契約ID、連絡先電話番号などを一覧表にして親に渡しておくのがおすすめです。トラブル時に「どこに電話すればいいか」がわかるだけでも心理的な安心感が全然違います。
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シニアのネット利用で多いトラブルと対策
実際によくあるトラブルと、その対処法を紹介します。事前に対策を教えておくことで、慌てずに済みます。
「ネットにつながらない」
最も多いトラブルです。原因の多くはルーターの一時的な不具合です。「ルーターの電源を抜いて30秒待って、また挿す」という手順を教えておきましょう。これだけで大半は解決します。
「変な画面が出た」(フィッシング・詐欺)
「ウイルスに感染しました!今すぐ電話してください」といった偽の警告画面が出ることがあります。絶対に電話しない・画面を閉じることを教えておきましょう。ブラウザを閉じられない場合はパソコンを再起動すればOKです。
「パスワードがわからなくなった」
パスワードを紙に書いて管理しているシニアは多いですよね。パスワード管理ノートを作って、安全な場所に保管するよう伝えましょう。デジタルに抵抗があるなら、紙での管理でも構いません。ただし、パスワードを書いた紙を見える場所に貼るのは避けてください。
参考:IPA(情報処理推進機構) – 情報セキュリティ安心相談窓口
よくあるトラブル対応を紙に書いて、パソコンの横に貼っておくと安心です。例えば「ネットがつながらない → ルーターの電源を抜いて30秒待つ → 挿し直す」のように、手順を大きな文字でシンプルに書いておきましょう。
光回線と一緒に検討したいサービス
ひかり電話
固定電話を使っているシニアなら、ひかり電話に切り替えると電話代が安くなります。月額550円で、通話料も全国一律8.8円/3分。NTTの固定電話(月額1,870円)からの乗り換えで毎月1,300円以上節約できます。電話番号もそのまま引き継げます。
光テレビ
アンテナ不要でテレビが観られる光テレビサービスもあります。アンテナの劣化や台風でのアンテナ破損の心配がなくなるので、高齢者には安心ですね。地デジ・BSに加えてCS放送も視聴可能です。

光回線全般の選び方については光回線おすすめ比較も参考にしてみてください。工事が難しい場合はホームルーター比較もチェックしてみてくださいね。
まとめ:サポート重視で選べばシニアも安心
シニア・高齢者の光回線選びのポイントをまとめると、以下の通りです。
- サポートの手厚さが最重要(店舗サポート・電話サポート・訪問サポート)
- スマホのセット割があるならドコモ光・ソフトバンク光・auひかりが安心
- 格安光回線やホームルーターはシニアには不向き
- 遠方の親にはリモートサポートアプリの設定がおすすめ
- 契約情報の整理とセキュリティ対策を忘れずに
ネット環境が整えば、離れて暮らす家族ともビデオ通話で顔を見ながら話せるようになります。親のネット環境を整えてあげることは、立派な親孝行のひとつですね。
参考:総務省 – 情報通信白書
※記事執筆時点での情報です。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
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